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大島弓子が選んだ大島弓子選集7 ロストハウス (MFコミックス)

大島弓子が選んだ大島弓子選集7 ロストハウス (MFコミックス)

大島弓子が選んだ大島弓子選集7 ロストハウス (MFコミックス)

作家
大島弓子
出版社
メディアファクトリー
発売日
2009-04-23
ISBN
9784840125604
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大島弓子が選んだ大島弓子選集7 ロストハウス (MFコミックス) / 感想・レビュー

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shikashika555

ほとんどが飼い猫サバとの日々。 猫だけじゃなくカラスやニワトリも擬人化して、象も太った女子高生になって、とてもシュール。 木々や鳥たちの声、一日の時間の経過がとても細かく描かれているところに魅力を感じる。 「青い固い渋い」田舎への移住者の理想と困難。 地方移住の困難さは今も昔も変わらないだろうが(物流が未発達な文昔の方がキツかったかもしれない)主人公たちの対応が現在のそれよりも鷹揚で我慢強く感じる。 現在でもこのような忍耐と工夫をもって乗り切っている人々はいるんだろうと思える。

2023/07/06

3247

飼い猫サバとの日常を綴った一連の作品に始まる選集7巻。擬人化して描かれる猫サバは、最初でかくてあんまりかわいくないなーと思ったんだけど、付き合っていくうちにその性格やら仕草に愛着が湧いてくるし、事件らしい事件も起こらないけれど、延々読んでいたくなる。後半に収められた短編は大島弓子独特な幻想や執着を経由して描かれた作品で、「青い固い渋い」などは主人公が陥る閉塞感がなんとも厭わしい(ラストはそうでもないが)。中で巻末の「8月に生まれる子供」が凄い。酷な境遇に陥った少女のファンタスティックな結末。題名が秀逸だ。

2013/06/26

マカロン母

何度も読み返すが、サバとの生活がなんだか今回重かった。

2011/06/22

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