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赤い月、廃駅の上に (幽BOOKS)

赤い月、廃駅の上に (幽BOOKS)

赤い月、廃駅の上に (幽BOOKS)

作家
有栖川有栖
出版社
メディアファクトリー
発売日
2009-02-04
ISBN
9784840126540
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赤い月、廃駅の上に (幽BOOKS) / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

鉄道がテーマのホラー短編集。最果ての鉄橋がよかったが、やっぱり有栖川さんはミステリーの方がいいな。

2013/10/29

yu

駅や鉄道にまつわる様々な怪談短編集。 ミステリーではなく、ホラー。鉄道を通して垣間見ることができる一瞬の界隈の世界観がなんともいえない。 表題作「赤い月、廃墟の上に」と「黒い車掌」は怖かった。 「最果ての鉄橋」はちょっとクスっとするようなお話。三途の川を渡る方法を、現代風にアレンジ?していて面白い。 「シグナルの宵」「途中下車」が個人的にオススメ。 たまには、こういう有栖川さんもいいかも。

2012/12/31

みや

鉄道がテーマの幻想怪談を10作収録。私の最寄駅を走る線は人身事故が非常に多く、鉄道ホラーという設定を身近なものと感じてしまう自分が悲しい。どの作品も不思議や怪異に満ちていた。特に好きなのは3作。「最果ての鉄橋」は三途の川を鉄道で渡る話。状況を想像すると可笑しく、笑いも多い。「テツの百物語」は鉄道好きの男たちが鉄道百物語を行う。その一つ一つが短いながらも面白い。「シグナルの宵」は死んだ男の弟と名乗る男が馴染みのバーにやってくる話。薄気味悪さより切なさが残る。表題作は映画のような、静かなグロさが怖かった。

2016/09/11

chiru

鉄道ホラーというジャンルってあるのかな。ものすごいホラーなのかと思ったら違って、それほど怖くなかった。(お昼に読んだからかも)。一番よかったのは「テツの百物語」です。★2

2017/12/13

tomi

鉄道をモチーフにした不思議な物語10篇。怪談誌「幽」の掲載作を中心に収録されている。怖さでも面白さでも表題作が出色。ジャングルの中を列車に乗って彷徨う幻想譚「密林の奥へ」、不気味な「黒い車掌」もお勧め。

2017/06/08

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