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セレモニー黒真珠 (ダ・ヴィンチブックス)

セレモニー黒真珠 (ダ・ヴィンチブックス)

セレモニー黒真珠 (ダ・ヴィンチブックス)

作家
宮木あや子
出版社
メディアファクトリー
発売日
2009-03-25
ISBN
9784840127417
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セレモニー黒真珠 (ダ・ヴィンチブックス) / 感想・レビュー

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文庫フリーク@灯れ松明の火

キャラ良し、構成良し、イラスト良しの三方良し(つる家?)この面白さにどハマりしました。今年これまで読んだ本の中で最も好みかも。物腰が異様に綺麗な元ブライダルコーディネーター笹島。これはアレジとしか読めない元風俗嬢・妹尾愛麗子(アリス)霊が見えてしまうモテ系メガネ男子・木崎。安心と信頼のご葬儀「セレモニー黒真珠」の社員、三者三様に引きずる過去の恋としがらみ。『花宵道中』とギャップ有りすぎの能天気な書き出しに唖然。されどぐいぐい引き込まれる連作短篇形式。「はじめての」で〆る、面白うてやがて哀しき構成が→続く

2012/03/06

❁かな❁

お気に入りの宮木あや子さんの作品を読むのは4作目。今作もとっても良かったです★町の葬儀屋「セレモニー黒真珠」に勤める男女のお仕事や恋愛を描く連作短編集。6編入り。『情憬☆カトマンズ』の表紙と同じくワカマツカオリさんの絵がピッタリです!それぞれのキャラが立っていてすごくいいです♪特に眼鏡男子の木崎が素敵(´▽`*)カトマンズでも少し木崎の名前が出てきて嬉しかったです♡ハートウォーミングなラブコメで葬儀屋さんのお話なのに暗くないです!「はじめてのお葬式」は泣いてしまいました(இдஇ; )宮木さんやっぱり最高*

2015/06/11

七色一味

読破。成る程──ちょっとジタバタな感じも分かる(笑) さて、軽いお話かなという感じで読み始めてみたけど、これ、面白いですね。タイトル、装丁共にとても良し。小難しい話ではないけれど、結構重い想いが(なんやねん!)籠められた物語でもあるように感じられました。木崎くんが前面に出てくる流れもあるし、今のバランスを保った流れもあるしでいろいろなパターンが考えられるので、続編もありですねぇ。

2012/10/31

ドナルド@灯れ松明の火

宮木さん3作目。地域密着型葬儀屋で繰り広げられる人間模様。木崎のクールさに潜む秘密やブライダルから葬儀へと転職した笹島の過去の事情。彼との約束を守る為に葬儀社に入った妹尾。最初の2編は何だか心を掴まれるような気がした。社長のゴローの人物形成もいい。「はじめてのお葬式」う~むと唸った。宮木さん非常にうまいなあと感じた。皆さん幸せになってほしい。

2012/04/27

utinopoti27

地域密着型の葬儀屋「セレモニー黒真珠」にまつわる人間ドラマを描いた連作短編集。『細いくせにやたらと威圧感のあるアラサー女』笹島。『霊魂が見えるメガネ男子』木崎。『21歳なのに落ち着きと老けぐあいが魅力の女』妹尾。わけありの過去を持つ3人を中心にした話は、宮木さんらしいさらっとしたユーモアでコーティングされているけれど、中身は意外に硬派だったりします。揺れ動く女性の心理描写も細やかで、同じ作者のお仕事小説でも、「校閲ガール」シリーズとはひと味違った、ホロっとさせられる大人の雰囲気漂う作品でした。

2018/05/16

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