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由緒正しい日本の教養

由緒正しい日本の教養

由緒正しい日本の教養

作家
齋藤孝
出版社
メディアファクトリー
発売日
2009-03-25
ISBN
9784840127486
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由緒正しい日本の教養 / 感想・レビュー

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たくのみ

日本の文化について聞かれたら、やっぱり、漫画のことしか語れない私達。それじゃだめだよ、もっと日本のいいところを知ろうよ、という本。なんにでも詳しい斉藤孝先生が指南する、俳句、お茶、禅、歌舞伎などの簡単な入門書になっている。数学と俳句は似ている、猪木と歌舞伎の共通点、じつにうまい導入。若いころ読んでいれば、風流人になれたかもしれない。

2014/11/07

Yoshihiro Yamamoto

A 我々が最も必要としている「心の落ち着き」。日本人であることを再認識し、そこに落ち着きを求める必要があるという前提で俳句・茶の湯・禅・歌舞伎・能について語る。①禅:3秒吸って、2秒止め、15秒で吐く。おりんを使う。一度自分を忘れる。②茶:対人関係の芸術化=教養。凝縮。表・裏・武者小路の3千家を起こす。③俳句:「切れ字」を境に2枚の絵を描く。情景の発見とそれによる心の動きを詠むもの。④歌舞伎:ドラマより役者の身体性が先行する芸術。品と格と匂い。大きさが重視。⑤能:沈黙をベースにして、精神的に満たされる感覚

2015/06/18

アイマール

・教養は生きる力になる。禅、茶の湯、俳句、能 ・守破離:相手から本質を吸収し、やがて自分のアレンジを加えて、個性を出していく ・内容を自分の言葉で人に話せてこそ、学びが身についたことになる ・教養は生涯の友となる ・自意識を黙らせ、無意識の声を聞く ・日本人が誇るべき四規七則:和敬清寂。茶は服のよきようにて点て、湯は沸くように置き、冬は暖に夏は涼しく、花は野にあるように生け、刻限は早めに、降らずと雨具の用意、相客に心せよ。 ・秘すれば花、秘せずばはななるべからず ・離見の見:離れたところから自分を見る

2024/05/11

こみこ

すごく面白かったです。禅もすぐに取り入れたいし、歌舞伎も見に行きたい!俳句は細々楽しんでいこうと思います。

2014/04/24

つがしゅん

日本人でありながら、母国の文化や精神を全く知らないことを改めて感じた。俳句、禅、茶の湯、歌舞伎、能など、正しい知識を身に付け、日本人としてのアイデンティティーを大切にしたい。教養とは、自分で人生を明るく照らしていくためのものである。

2011/12/20

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