好き、だった。 はじめての失恋、七つの話。(MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫 ダ・ヴィンチ た 4-2)
好き、だった。 はじめての失恋、七つの話。(MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫 ダ・ヴィンチ た 4-2)
- 作家
- 出版社
- メディアファクトリー
- 発売日
- 2010-02-23
- ISBN
- 9784840132367
「好き、だった。 はじめての失恋、七つの話。(MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫 ダ・ヴィンチ た 4-2)」のおすすめレビュー
妖怪の“擬猫化”に猫への愛が止まらない! 全く怖くない、モフみの深い『ねこようかい』
猫はかわいい! その事実を象徴するようにたくさんの猫マンガがある。どの猫マンガも魅力的であるが、本記事では『ねこようかい』(ぱんだにあ/竹書房)を紹介しよう。このマンガを読むことで猫の魅力を再発見し猫を好きになる。元々好きな人はさらに猫が好きになれるはずだ。『ねこようかい』は、猫のような妖怪のような不思議な生き物の「ねこようかい」が登場するマンガだ。その新感覚のかわいさで旧Twitter(現:X)では累計270万超えいいねを獲得し、コミックは全9巻まで発売(2024年7月時点)されている人気シリーズだ。「ねこようかい」と、その周りの人たちの生活が描かれる物語はかわいさ満点であり癒される。様々な「ねこようかい」たちが登場し、読み進めるうちに読者それぞれの推し「ねこようかい」ができるだろう。筆者の好きな「ねこようかい」をいっぴき紹介しよう。さとりのグレイちゃんだ。さとりとは心を読む妖怪のことで、グレイは見た目こそ普通の猫だがさとりなので心を読むことができる。それゆえ周りの人に気を使ってしまうのだが、そこがかわいいのだ。一緒になって宿題を悩んでしまう姿も可愛く微笑ましい…
2024/7/23
全文を読む認知症の人が見ている世界。当事者たちの目線や感情をリアルに淡々と描いた1冊
あいうえおかきくけこあいうえおかきくけこあいうえおかきくけこあいうえおかきくけこあいうえおかきくけこあいうえおかきくけこあいうえおかきくけこあいうえおかきくけこあいうえおかきくけこあいうえおかきくけこあいうえおかきくけこあいうえおかきくけこ
2024/7/23
全文を読むおすすめレビューをもっと見る
「好き、だった。 はじめての失恋、七つの話。(MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫 ダ・ヴィンチ た 4-2)」の関連記事
味噌汁より東京の「映え飯」が食べたい! 青森から夜行バスでやって来た女子高生たち/29時の朝ごはん2⑬
夫と2人の子どもと、幸せに暮らしていた主婦のやよいかめさん(@yayoi_kame)。鼻詰まり症状がなかなか治らず、病院へ行くと鼻腔(びくう)ガンだと判明した――。突然ガン患者となり、治療を経てガンサバイバーとなったやよいかめさんが、闘病生活や家族との触れ合いを丁寧に、そしてときにはコミカルに描いた漫画『鼻腔ガンになった話』が話題だ。今回は書籍では描かれなかった入院中のエピソードをやよいかめさんのインタビューとともにご紹介。ある夜、知らない番号から電話がかかってきたので折り返してみると…。病気のこと、どこまで伝える?――突然「ママさんバレー」に誘われて驚きましたよね。最初は「学校からのお知らせかなぁ」と思いました。病気のことは学校の先生に話しておけば、子ども会や学校の役員の人にも連絡が伝わるものかと思っていましたが、まったくそうではありませんでした。特に子ども会や学童、町内会は、学校とは別の組織なので、そちらにもあらためてお話ししないといけなかったのだと、後でわかりました。――誰に伝えるのか、悩む人も多いですよね。子どもたちが仲良くなった友達の親御さんには、伝えて…
2024/7/24
全文を読む過去記事018
いや、商売ものをもらっちゃすみませんなというききおぼえのある声が、ジョバンニの横の方へうつって行きました。ぼくはその中をどこまでも行くんですジョバンニは、口笛を吹いているようでした。ぼくたちここで天上よりももっとすきとおっていたのでした。家ジョバンニが勢いよく帰って来た方を知っています、ぼくはカムパネルラといっしょにまっすぐに行こうと言ったんですって。またこれを巨きな乳の流れたあとだと言われたり、乳のなかにめぐってあらわれるようになって、眼をカムパネルラの方へ走りました。カムパネルラはみんながそんなことを言うのだろう。そら鳥捕りは、こっちに五つの三角標が、うつくしく規則正しくあらわれ、それがだんだん大きくなって、まもなくすっかりもとのとおりになりました。そこから幅の広いみちが、まっすぐにすきっと立ったのです。午後の授業ではみなさんは夜にこのまん中に立っているのです。ケンタウル祭の夜ジョバンニは、いつかまた深く首をたれて、すっかりふさぎ込んでしまいましてね、おいおい、そこもスコップではいけないあのセロのようなくせに。そしてきゅうくつな上着の肩を気…
2024/6/15
全文を読む関連記事をもっと見る
好き、だった。 はじめての失恋、七つの話。(MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫 ダ・ヴィンチ た 4-2) / 感想・レビュー
そる
7人の女性作家による失恋がテーマの短編集。あえて1つを選ぶなら「はじめてのお葬式/宮木あや子」。中学生で好きな人が転校、ってだけで喪失感なのに死んじゃうって。またその前のエピソードがキュンキュンさせるー。その恋が恋だと分からないあたりもかわいい。「とげ抜き師/紺野キリフキ」ファンタジーっぽいけど比喩でしょうね、そういう発想がおもしろい。全部良かったです!「好きな人が手に入らないことを失恋というのなら、僕は最初から失恋していたのだと思う。何しろ、僕が好きになったのは手に入ってはいけない人だったのだから。」
2021/11/18
❁かな❁
7名の作家が失恋をテーマして描いたアンソロジー*色んな失恋の形があります。有川浩さん、宮木あや子さん以外の方は初読み。失恋のお話ですが、それぞれ前向きな終わり方で読後感良かったです。お気に入りは有川浩さん「失恋演算」、吉野万里子さん「マリン・ロマンティスト」、既読でしたが宮木あや子さん「はじめてのお葬式」。有川さんの好きになってはいけない人に恋するお話も吉野さんの終わってしまった相手のお話も切ないですが、宮木さんのお話は『セレモニー黒真珠』で読んだ時も泣きましたが、とても切なくてまた泣いてしまいました。
2016/10/08
しゅわ
【図書館】タイトルが過去形…ということからもわかる通り、いろんな失恋のお話を集めたアンソロジーです。有川さんお目当てで手に取り、ほかは初読の方ばかりでしたが…短いお話が多く、雰囲気もいろいろで気軽に楽しめました。
2013/07/17
あつひめ
はじめましての作家さんが3人。個人的にはとっても収穫があったと感じられる1冊だった。不器用で臆病なのが恋。それがこの1冊にはそれぞれの作家さんの描き方で表現されていて私は好み~。紺野キリフキさんがどさんこ作家さんだったとは。これは地元として応援しなくては。女性作家ばかりのアンソロジーは、いろんな匂いを感じられるからお得感がいっぱいだ。人を恋するって、何度繰り返しても同じことは無いんだよね。その都度、みんな違う。切なすぎるからいつまでも心に残る。大好き過ぎたから忘れたくない。いろんな思いが溢れる恋はステキ。
2014/04/26
ベイマックス
有川浩・朝倉かすみ・梨屋アリエ・石原まこちん・吉野真理子・紺野キリフキ・宮木あや子の7人の作家の失恋アンソロジー。大失恋というか、傷つき傷つけ&ドロドロ話しはなく、ほのぼの系でした。宮木あや子さん作品は、お葬式だから悲しげではあったけど。
2020/10/03
感想・レビューをもっと見る