ガフールの勇者たち Ⅰ (MF文庫 ダ・ヴィンチ き 3-1)
ガフールの勇者たち Ⅰ (MF文庫 ダ・ヴィンチ き 3-1) / 感想・レビュー
あつぼう
映画を先に観てから本を読みました。映画ではリアルなフクロウの映像に目を奪われたけど小説ではメンフクロウのソーレンの内面の成長などが描かれていて小説の方が良かったです。児童書なんですがフクロウについて色々と勉強出来るのがいいですね。家政婦でもあるメクラヘビのミセスPの存在って面白いです。フクロウにとっては餌でもあるヘビがソーレンや仲間達の教育係ですからね。旅をするうちに母親のようにガミガミというミセスPはお気に入りのキャラになりました。これから困難な旅が始まるやろうけどソーレンと仲間達の成長が楽しみです。
2011/05/27
mac-cha
映画から原作に入った者です。映画と若干内容が違いますがやはり本だと心理描写が丁寧ですね。まだ幼いながらも様々な危機や悲しみを乗り越える主人公ソーレンと相棒ジルフィーが魅力的ですがそれ以上にグリンブルの過去や言葉が個人的に心に深く刻まれました。映画化したにもかかわらずあまり多くの人に読んでもらえてないことに少し残念に思う。それぐらい面白い本だと思います。
2011/06/10
おびぃ
児童書らしい教訓と主人公達の成長のストーリーだが、鳥類の生態や種類などに作者の深い知識が感じられる。フクロウについてもっと知りたくなった。
2010/11/21
ronny
児童書の方で途中までしか読んでなかったので、文庫で最初から読み直し。ひとくちにフクロウと言っても様々な種類がいるなあと言うのと、それぞれのフクロウごとの生態もわかって勉強になります。謎のフクロウ集団にさらわれたメンフクロウのソーレンが、孤児院を脱走し仲間になった他のフクロウたちとともに、伝説の島までたどり着くまでが1巻の内容。まだ幼い甘ったれた感じだったソーレンが、過酷な体験を経て仲間たちとともに成長していく様子に、惹かれます。メクラヘビのミセスPがなかなか魅力的。
2014/01/12
Mana
人が主人公なお話とは違う、動物視点が新鮮。メンフクロウって耳がいいんだ、とかふくろうの細かい生態の描写にも驚きます
2010/12/04
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