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ありがとう、さようなら (MF文庫ダ・ヴィンチ)

ありがとう、さようなら (MF文庫ダ・ヴィンチ)

ありがとう、さようなら (MF文庫ダ・ヴィンチ)

作家
瀬尾まいこ
志村貴子
出版社
メディアファクトリー
発売日
2010-10-25
ISBN
9784840135726
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ありがとう、さようなら (MF文庫ダ・ヴィンチ) / 感想・レビュー

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mae.dat

まいこせんせーの悲喜交交。「喜」成分多目です。現役中学生達の瑞々しさがガンガン伝わります。身バレしている様ですので、そもそも滅多な事は言えないのかも知れません。それでもまいこさんから、生徒への温かな想いに溢れていますね( ¨̮ )。それにやり甲斐も。二十代終盤から三十代前半の頃の話が収められて居ますから、必然、生徒からの恋人や結婚に関する突っ込みが、御母堂様なんかより厳しいと言うのは、おじさんも苦笑いせざるを得ずです。

2022/04/15

kaizen@名古屋de朝活読書会

随筆だと思わずに手に取った。掌編小説のような随筆。瀬尾まいこは、存在自体が面白いのかも。子供に教えられたり、子供に感謝したり。先生にはもってこいの正確。体育会系でもなく、音楽系でもなく、それでもひたすら先生している。飽きない学園物の随筆集でした。

2013/10/29

夢追人009

小説家と共に中学校教師でもある瀬尾まいこさんの学校での奮闘ぶりを綴った心温まるほのぼのエッセイ集ですね。とにかく著者の明るくて楽天的な性格が伝わって来るエピソードばかりですね。ドジで間抜けな話を少しも悪びれず屈託なくあっけらかんと書かれるのはある意味人徳だと思いますし後に何も嫌な気持ちを引き摺る事無く前向きな希望を感じさせてくれますよね。鶏が先か卵が先かと同じで、ひたむきにがんばる先生の下にはいい生徒さんたちが集まるみたいで、まじめな若者達が一杯の温かいクラスの元気な姿が目に浮かび誠にまぶしかったですね。

2020/01/30

りゅう☆

瀬尾さんが講師の時と教員採用試験に10年かかって合格して初めて2年間受け持った2組の生徒たちと過ごした日々のエッセイ。中学生って反抗期で友達とのトラブルや勉強面でも色々苦労は絶えないと思うけど、彼らのいい面を引き出したエッセイで読んでて温かい気持ちになる。些細な親切にホッコリし、眠る食べることの大切さを知る。そして鯖嫌いだけど瀬尾さんの頑張り、前向きな姿勢がいい。駅伝、合唱、運動会、生徒会、修学旅行、卒業式。どんな時もクラスを大事に思う気持ちがあり、思いやりが溢れて温かくて優しいクラスに心が和みました。 

2018/10/08

masa@レビューお休み中

瀬尾さんって、中学校の先生だったんですね!先生と作家のお仕事を両立されていたなんてすごいなと感心しながら、このエッセイを読んでました。生徒のこと、授業のこと、行事のことなど、瀬尾さんが先生として活躍されている中学校での出来事がたくさん書かれています。読んでいると、瀬尾さんの人柄がわかるというか、生徒たちのことを愛していて、生徒たちから愛されているということがわかるんですよね。先生って素晴らしいなぁ。

2012/05/24

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