最期のときを見つめて (ターシャ・テューダーの言葉 最終章)
最期のときを見つめて (ターシャ・テューダーの言葉 最終章) / 感想・レビュー
ぶんこ
ターシャがお亡くなりになる1年前からを1枚の写真とともに、ターシャの短い言葉で綴られていました。両親の離婚で9歳で知人宅に預けられ、15歳で自立という簡単な紹介文を読んだ時にはショックでしたが、この本では預けられていたグウェンさんと娘のローズとの生活は「生涯最良の出来事」と書いてありました。また孫のウィンズローと、その妻エイミーはテレビでもターシャに寄り添っているのを観ていただけに感無量。エイミーは素朴で笑顔の素敵な方。最期まで介護された友人で看護師のケイトさん、お料理上手だったのが嬉しい。
2022/04/20
クリママ
ターシャ・テューダーの言葉シリーズ、5作目。2008年に92歳で亡くなるまでの晩年の言葉がそのまま、彼女の親しんだものたちの写真とともに記されている。子どもの時のことや様々な思い出、その時々に語られる何気ない言葉、そして、感謝の言葉。その中でただ一つの辛い言葉「今の気分? 冬中放っておかれたカボチャの気分よ。」
2024/08/20
はっぱ
ターシャの子供の頃とか過ごして来た日々、暮らしの様子が、手に取るように分かった。晩年、子ども夫婦や孫夫婦、世話をしてくれる人達の助けを得て、我が家で過ごすターシャ。 いつも、まわりの人たちに感謝の言葉を口にするターシャ。 ターシャは、自分の人生を生き切ったのだなぁ。人の人生の重み、感無量だった。 あとがきの「母、ターシャ・テューダーのいない日々」は、胸が一杯になった。自然を大切にし、生きていることを楽しむ生き方、考え方。 ターシャの生き様が、素晴らしい。
2016/02/02
kanki
庭、リスの前に、小鳥が木の実を食べに来る。生の不思議、命の美しさ、自然の豊かさ。幸せな生き方
2022/10/18
鴨ミール
ターシャさんの親が離婚していたり、ターシャさん自身も離婚していたとは知らなかった。最期の時まで自分の思うような生活が出来たのは、そこに至るまで妥協せずに信念を持って生きてきたからに違いない。
2015/08/02
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