もしもし、運命の人ですか。 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ほ 2-1)
もしもし、運命の人ですか。 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ほ 2-1) / 感想・レビュー
masa@レビューお休み中
コンデンスミルクから、恋愛の残酷さを説くほむほむ。自分のことを筋金入りのマイルド系と称するほむほむ。女性と話しながら溜まったスタンプが無効になってしまうと焦るほむほむ。これがすべて事実にもとづくエッセイだとしたら、穂村弘という人はとんでもない人だ。穂村氏がどんなに僕はダメなやつなんです。こんな妄想ばかりしてしまうやつなんですと言っても、ほむほむファンを喜ばせるようなことがあっても、落胆させることはない。それどころか、女性の胸をキュンキュンさせているにちがいないのだ。むむ~っ、ほむほむ恐るべし。
2014/07/13
❁かな❁
又吉さんの影響を受けてから穂村弘さんの本を読んですぐにファンになりました!今まで3作品読み今回4作目です。今までの作品はいろんな事についてのエッセイでしたがこちらは題名が『もしもし、運命の人ですか。』だけあって恋愛のエッセイでした!相変わらず、ほむほむ節炸裂で楽しかったです♪いろんな章がありますが「ときめき」延長戦、好意の数値化、コンビニ買い出し愛など、ほむほむらしくて何だか可愛く思ってしまいました(笑)ほむほむは世界音痴と自身の事を言われてますがそのダメっぷりが女性の母性本能をくすぐるんだと思います♪
2013/05/20
masa
街ですれ違うすべてのデュオがセックスしているような気がしてソロを酷く惨めに感じてしまう。僕にだってチャンスがあるかも知れないと、右胸に一本だけ長く伸びてる乳毛を念のために処理しようとした姿が鏡に映るのをみて泣きたくなる。あまりにも数が少ないせいでその日の女子との会話を眠る前に完全再現できてしまい「人肌恋しい季節」発言の真意なんかを悶々と妄想してしまう。国語辞典で卑猥な言葉の意味を調べたり、好きな子の名前を検索バーに入力してみたくなる。ね、もしかしてそんな気持ちわかりますか?穂村さんにそう聞いてみたくなる。
2019/10/04
佐島楓
解説の瀧波さんとまったく同じことを考えました。穂村さんは確信犯でしょうなぁ。罪なお人だ。
2019/02/21
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
恋愛体質の穂村氏のエッセイです。相変わらず穂村氏の恋愛体質、そして自己愛の強さにやられました(笑)もはやここまでくると「恋愛」の研究者ですね(笑)できることなら「運命」の人と出会ったエピソードなども読んでみたかったです。★★★★
2013/01/04
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