ゴーストハント4 死霊遊戯 (幽BOOKS)
ゴーストハント4 死霊遊戯 (幽BOOKS) / 感想・レビュー
ハイランド
ほほう、こうきましたかという感じ。でも古墳の設定がどこかにいきましたよ。怖いとはどういうことか、良く知ったうえで描いている。ここで怖がらせようと思って描写して、それが本当に怖い。ここは説明を入れておこう、ここは悪役の描写だねと、もはや自由自在。本作あたりから作者は怪談話を自家薬籠中のものとしたようだ。ただ本作は前半部分がややかったるく感じたのも事実。キャラクターもどんどん立ってきたし、筆がのってきた感がある。悪役がやや類型的に過ぎる気がしないでもないが、いるんだよなあ現実に。こういう人物。とまれあと三冊。
2016/01/04
ヒロ@いつも心に太陽を!
ついに安原少年登場、待ってましたー(>∀<*)♪漫画よりさらに数倍のデキル男っぷりで一層スキになった(笑)そもそもの原作は知らないけれど今回のリライト版読んで「ほほぅ☆」と思うことしきり!!バイト要員が増えてるし(ナルがよく許したなぁ)ぼーさんの乗る車の情報から(ちょっと笑えた)綾子の暮らす部屋の描写もあるし(緑いっぱいの部屋・・・なるほど!)それを言えばあちこちに伏線が見え隠れ!!巻を重なるごとに面白く怖くなると思ってるGHシリーズ、次回はとうとう・・・私絶対に次の本は夜には読めない(´□`;
2011/05/29
そのぼん
学校で起こる幽霊を退治することになったかとから始まるストーリーでした。こっくりさんとか、得体の知れないおまじないも気軽に始めると大変なことになるんですね・・・。色々と不気味でした。
2013/01/13
ひめありす@灯れ松明の火
表紙の細工が、地味に怖すぎる……。普通に持って読んだら、絶対出てくるもん……。自分まで呪詛に加担している気分になる。呪詛のトリック(?)や解決法は作中では一番トリッキーだったのでは……?中高生の頃っていつもどこかに反抗したい気持ちがあるけれど、それがこういう形で表れると嫌だなあ、と思う。でもオカルティックなものへの傾倒したくなる気持ちもわかる。反抗も傾倒も、今となっては不思議なほど静かに見られるけど、当事者の時はそれが全てだった。タカや笠井先輩や安原少年や警備員さんなど、脇キャラさんたちにほっこり和み。
2011/06/23
いりあ
小野不由美のゴーストハントの4巻です。今回も学校怪談が中心のお話。今までで、これが一番怖いかも。怪奇現象の見本市って感じで、どんどん畳み掛けてきます。いつもであれば、科学的理論的な説明が途中で入るのですが、今回はあんまりなかったというか、説明できない不可解な事が起こり過ぎって感じです。欲を言えば、もう少し徹底管理の学校側の描写があると生徒対学校(教師)の構図が鮮明になって、最後のオチがわかりやすくなったかなと思います。そういえば、学生の頃、コックリさんって流行ってたな。エンジェルさまって名前だったけど。
2012/04/20
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