ターシャの かず の ほん 1 は いち
ターシャの かず の ほん 1 は いち / 感想・レビュー
やすらぎ
ターシャ・テューダーの、子どもたち、孫たちに数を教える絵本。1から20まで、優しくて癒やされる絵が綴られている。お皿のなかで泳ぐアヒル1羽からはじまり、20羽となり夜明けの空を飛んでいく儚さで終わる。ケーキのキャンドルは何本あって、花はいくつ咲いているのだろう。夢は膨らんでいく。夜空には星がいくつあるのだろう。数えられるものに限りはあるけれど、見えないところでも輝いている。数多の星を見上げると私たちのここも星なんだね、愛が生まれる。ツバメが5つの卵を温めている。そんな幸福なときがいつまでも続きますように。
2024/10/12
パフちゃん@かのん変更
こういうタイプの数の本は10までのものが多いように思いますが、この本は20までありました。数の勉強の本というよりきれいな絵本で数えるものも大きさがバラバラで親も子もいたりして、あえて数えやすくしていない所がいい。
2014/10/13
はるぽん🐰道草中🐱
ターシャ・テューダーさんの描く、控えめでくすんでいながらも やさしくじわっとくる色や絵に癒される。1から20までの数の絵本。子どもたちに どんなふうにして数を教えたっけ?…というよりも、絵の美しさに釘付けの1冊でした。「のはらで あそぶ おかあさんと こうさぎ、 じゅうろくわ」←(私もちゃんと数えましたよ*^^*)を色つきで見たかったなぁ。
2019/01/03
Maiラピ
もし私がこの本で数を数えることを覚えたとしたら、とても幸せな記憶をいつも思い出すことが出来たかも。これから数を覚える子に最適です!ターシャ・テューダーの代表作。ターシャの解説『子どもは、なんの数をかぞえるの?と、絵本をのぞきます。大好きな動物の赤ちゃんや、お花や、くだものを数えるのです。ことばのリズムも弾むように楽しいし、子どもは、くりかえしこの絵本を開くのです。数を覚えた日の思い出が、目に焼き付いているようであれば、それは、たいせつなことです。』
2011/11/20
べるめーる
1から20までの数の本。絵が美しくてやわらかい。ターシャはこどものことをよく知っていて、こどもの目線を大切にして描いたのだろうな。雰囲気がすごく優しい。2のページは、ローストチキンを切り分けたときの骨を二人で引っ張っている。割けるまでひっぱり、大きいほうの骨をとった人の願いが叶うというのがアメリカっぽくておもしろい。外国の風を感じながら、娘と一緒に数を数えて楽しめました。
2014/01/06
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