うた恋い。異聞 うた変。
うた恋い。異聞 うた変。 / 感想・レビュー
しゅわ
人気の超訳百人一首『うた恋。』シリーズにハマって、こちらにも手を出してみました。著者本人によるパロディ誌を完全収録した番外編…だそうです。「本編の雅なイメージを壊したくなかったら読むな」との注意書きがあったので、覚悟してたけど、そんなに変じゃなかったです(苦笑) 吉子&お兄さま、業平&高子etc...本編で気になっていたカップルのこぼれ話が嬉しいです。特に貞明&綏子の交換日記!?が良い♪ 行成の烏帽子エピはそんなに大事件だったんだ!とびっくりしたけど、何より勝手に図説に出演させられていた道隆に笑いました。
2014/02/01
ひめありす@灯れ松明の火
うたのあとに恋をから変わっただけで、こんなに開けっぴろげでおかしなお話になりました。これまで読んだ百人一首の本でも、やっぱり一巻でも真面目で和歌馬鹿だった藤原定家の人間っぽく下心ありまくりの姿が面白い。式子がだんだん自分の言葉に絡め捕られている様子、だけどその蔓から離れられない様がおかしくもあり苦しくもなりました。定家の発言がちょっとねちっこくていやらしくて若干噴きそうになります。こんな思いの果てに百人一首を編んだの~??って。貞明様の交換日記のエピソードも可愛らしい。綏子様はどんな返事をしたのでしょうね
2013/03/23
ヒロ@いつも心に太陽を!
面白かったぁ(>∀<)♪さらりとエロい単語が随所に出てきてるけど大丈夫なのコレ(笑)でも実際に百人一首に詠まれてる内容が元なんだもんねぇ。個人的に貞明と綏子夫妻にキュンときた!!貞明ってばツンデレさんなのね〜紙の上ではあんなに素直なとこが可愛い(´m`*)そして道雅と当子の21世紀パラレルもよかったー!!『うた恋い。』は1巻しか読んでなくて2巻は本棚に放置したままだからこれは最初から読み直さなければと思った☆ミ
2013/04/14
masa@レビューお休み中
うた恋いのお笑い版。うた恋いでは、平安貴族のつらく切ない恋のお話ばかりが描かれているのに、うた変では番外編のこぼれ話がたくさん出てくる。どこまでが真実かということよりも、どこまでうた恋いを熟読して笑えるかにかかっているような本である。(笑)ツンデレな藤原高子、兄妹ごっこをしたい良岑宗貞、恋にもアマノジャクな貞明。恋の歌にある美しさや儚さは微塵もない。恋は変の積み重ねでできているのではないかとすら思えてしまう。いや、そうではないと信じたい。信じたいけど、本当は違うのかもしれない。
2012/08/07
夜の女王
☆☆☆ 今回は和歌には関係なく、キャラ立ちエピソードのみ。業平が貞明が公任が紫式部が、み~~んな“変”!(いや、貞明だけは元から変^^;)。キャラ崩壊が楽しくて、今後平安物を読むとき苦労しそう。貞明と綏子には相変わらず萌える。道雅と当子の21世パラレル・ハッピーエンドバージョンはいいなぁ。定家の「松浦宮物語」はちょっと読んでみたいかも。能のテイカカズラの話に爆。生きてる時は定家がドMで、死後は式子ドM。良いコンビだわwww
2013/07/11
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