あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(下) (文庫ダ・ヴィンチ)
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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(下) (文庫ダ・ヴィンチ) / 感想・レビュー
優愛
白む空に清々しい夏の終わり。そこに響く「もういいかい」もう、いいんだ。だってあの日、決めたんだ。僕は、僕達はもう君を一人にしないって。「もういいよ」長い長いかくれんぼが、終わる。後悔の日々も、君と過ごした不思議な夏も――なのに。君が泣くから、君が好きなんて言うから僕も涙が止まらなくて。また君と会いたいなんて、もっと一緒にいたいなんて願ってる。言いたくないよ。君を消し去るこんな言葉。だけど――僕達が見つけてあげなきゃ。「みーつけた」好きだ。「みつかっちゃった」僕が何度でも見つけ出す。大好きな君を、何度でも。
2015/09/22
寂しがり屋の狼さん
めんまが笑うのは…めんまが泣くのは、何時も誰かのため🍀でも最後の最後に自分のために泣けためんま…めんまの願いが、超平和バスターズの皆の願いが叶う時がくるよね(*^^*)ドラマもアニメも観てるのに小説でも号泣(*T^T)また、来年の夏に読もう
2019/08/17
いりあ
映画化も決定した"あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。"の下巻。やっと出ました。実はもう出ないのではないかと心配してました。上巻と同様、アニメとは話の展開が若干違いましたが、各キャラクターの心情が細かく描写されており、むしろアニメよりもすっきりしている部分とかもあり良かったです。アニメを補完するという点においても十分に楽しめました。電車の中で読んでたのですが、脳内で勝手にあのシーンが再生され、最後の方は途中から涙を堪えるのが大変でした。映画版はめんま視点で話を再構成するようなので、今から楽しみです♪
2012/08/10
扉のこちら側
初読。間違えて上巻を2冊買ってしまい、読了したもののしばらく下巻のことは忘れていた。書店で見かけて読了。別れと、再会の約束。
2012/09/24
みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます
幼なじみの死という過去を抱えた少年少女たちが、幼なじみの“幽霊”が現れたのを機に、それぞれが隠していた思いに向き合っていく姿を描いた物語。上巻と同様、アニメ版から変わった点も多々あったが、彼らの葛藤が刺さるように迫ってくる味わいはそのままで、アニメの印象を損なうほどではない。むしろ、結末への流れの変更によって、彼らが次に進んでいく心情を明確に感じさせ、読後感としては良くなったと思った。上巻発売から1年以上も待たされたが、ふたたび「あの花」の世界に浸ることができたのはうれしい限り。来夏の映画にも期待したい。
2012/08/26
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