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怪談実話 盛り塩のある家 (幽BOOKS 怪談実話)

怪談実話 盛り塩のある家 (幽BOOKS 怪談実話)

怪談実話 盛り塩のある家 (幽BOOKS 怪談実話)

作家
福澤徹三
出版社
メディアファクトリー
発売日
2012-09-07
ISBN
9784840148054
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怪談実話 盛り塩のある家 (幽BOOKS 怪談実話) / 感想・レビュー

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モモ

魅力的な?表紙の一冊。しっかり怖い話のオンパレード。「鏡視」暗く静かな場所で、自分の姿が映らないようにして鏡を見つめる。しばらくすると鏡のなかに故人があらわれる。実験で医師や大学生など300人以上の被験者の多くが個人との再会を果たしたというアメリカのレイモンド・ムーディ博士の実験が驚き。読んだらすぐに忘れてしまうけれど、怖い話の場合それでいいのでしょう。

2021/12/12

p.ntsk

『幽』に連載された50編プラス書き下ろし1編からなる実話怪談。ほぼ取材して集めたエピソード。直接的に霊が現れない不思議な話もあったけれども因果関係が不明でいかにも実話怪談らしかったです。心霊体験とか怪異体験というのは主観的な性格が強いので独自性が強い描写をされる方もいるけれども、福澤さんは初読みでしたが飛び抜けて強烈に怖いということはなかったものの実話怪談としてはバランスがとれていて読みやすかったです。

2018/08/12

HANA

例えば表題作、友人の家に盛り塩がしてありその後料理屋になったそこにも盛り塩があるというだけなのに、全体から妖気が漂ってくるような出来。この作者の場合、幽霊とかがダイレクトに出てくるよりこういう日常の一コマを切り取ったような作品の方が遥かに嫌感が出ている。普段暮らしている中でのそこはかとない陰影を描くのがとにかく上手いのかな。他にも「佐藤さんの家」中の得体の知れないもの、「最後まで聞いて」等兎に角嫌な話が満載でした。

2012/10/02

なっち

文章が上手いので実話怪談と知っていてもするすると読めて、思わずイッキ読みしてしまいました…多分、取材の能力、人から話を聞きだす力がすごいんだろうなといつも思う。

2018/11/21

うさっち

怖くて泣きそう!って程じゃないけど、どの話も体験はしたくない。生き霊なのか幽霊なのかハッキリしないのも怖かった。

2016/05/29

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