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幻坂 (幽BOOKS)

幻坂 (幽BOOKS)

幻坂 (幽BOOKS)

作家
有栖川有栖
出版社
メディアファクトリー
発売日
2013-04-12
ISBN
9784840151658
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幻坂 (幽BOOKS) / 感想・レビュー

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takaC

いずれも質の高い怪談。読み進むほどに好き。かつて大阪移住を真面目に夢見たことを思い出しながら読んだ。

2013/06/05

ダイ@2019.11.2~一時休止

大阪の坂が舞台の短編集。真言坂・天神坂なんかがよかった。

2013/10/30

おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…

85/100点 大阪の天王寺七坂を舞台にした9話の幻想怪談集。大阪生まれの自分も四天王寺界隈はよく訪れていましたが、この七坂辺りはずっと行ったことなく、5年ほど前の冬に開催されたキャンドルナイトというイベントで初めて天神坂・清水坂・愛染坂を歩きました。物語はその七坂をそれぞれタイトルにした現代物が7編と歴史物が2編で構成されていて、内容もバラエティーに富んでいて面白く読めました。中では「真言坂」が一番印象に残りました。途中2編に登場していた探偵の作品集が有るらしいので、それも読んでみたいと思います。

2018/10/02

chiru

大阪の坂にまつわる、幽霊の登場する短編連作集。 日常のなかに重なるように存在する異界を、儚げな切なさで描写していて読み切れました。 兄のような優しさに包まれ見守られる女性の『真言坂』と、割烹料理屋で料理を味わう心霊探偵と幽霊の話だと思ってたら…びっくりするオチまで含めて秀逸な『天神坂』が好み。 2作品とも幽霊話なのに怖いというよりすごく切ない。 京都へはよく行くけど、大阪にもいつか行ってみたいな。 ★4

2018/10/28

nyanco

嘗ては「大坂」と表記していた「大阪」(この由来については諸説あって、なかなか面白いのですが)大阪の天王寺七坂にまつわるお話。トップバッターの「清水坂」は、大阪弁を使い、いきなりグイッと大阪に連れ込んでくれる。こういう手法は巧いよね。ただ、時代設定や子供達が登場する点などから、少し朱川湊さんを思わせる作品ではありました。 ミステリー作家の有栖川さんらしいのは「源聖寺坂」、幽霊が出るという洋館の謎を解く、心霊探偵・濱地登場。濱地が再登場したのは「天神坂」、これはとても好きな作品です。続→

2013/05/14

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