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怪談実話コンテスト傑作選 痕跡 (文庫ダ・ヴィンチ)

怪談実話コンテスト傑作選 痕跡 (文庫ダ・ヴィンチ)

怪談実話コンテスト傑作選 痕跡 (文庫ダ・ヴィンチ)

作家
稲川淳二
一柳廣孝
加門七海
福澤徹三
東雅夫
高橋葉介
出版社
メディアファクトリー
発売日
2013-04-24
ISBN
9784840151726
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怪談実話コンテスト傑作選 痕跡 (文庫ダ・ヴィンチ) / 感想・レビュー

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夢追人009

「幽」怪談実話コンテスト傑作選で優秀作16編が収録されています。巻末の選考の座談会を読んで少しだけ嫌な気持ちになりましたね。怖さが足りないとか書き方が生温いとか優劣をつける意味で仕方ない事ですが、皆さんはプロではないし素人の良さもあるのですからね。なるべくこういう舞台裏の評価は読みたくないなあと私は思いましたね。『痕跡』十八年間住み続けたマンションから出る決心をし不動産会社に連絡を取り物件を探すのだが先住者の痕跡が染みついていて、年寄りが二人もがき苦しみながらゴロゴロのたうち回る映像が眉間に浮かんで来た。

2020/05/05

眠る山猫屋

なんだかノスタルジック。昭和の黄昏時はこんなかんじだったな・・・。

2018/02/17

ゆみきーにゃ

う~ん…大賞の痕跡と伝えたいことが怖かった。稲川さんの怪談話一度生で聞いてみたいな!

2013/08/03

arisaka

選考会の雑談ついでの稲川さんの語りが、一番怖いというのはどうなんだ……怪談の秘訣は構成力にあり!というのは、深くうなづくところであります。

2016/08/22

パブロ

以前より全体の完成度が高くなっているように思います。でもその分、突出した怖い話っていうのはないかな〜っていうのが実感。うん、それぞれ面白いんですよ、それなりに。でも、やっぱり第一回目の黒木あるじのゴツゴツとした荒削りの怖さは圧倒的でしたよ、マジで。それに巻末に掲載された選考会での稲川淳二の語りが一番怖いっていうのもなんだかな〜。怪談ってどうやって読み手をその世界に引き込むかという創造性と雰囲気づくりが必要なんだと考えさせられました。それにしても筆名のセンスの悪さ、どうにかならないもんですかね〜。

2013/05/21

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