タイム・リープ あしたはきのう<上> (電撃文庫 た 5-1)
タイム・リープ あしたはきのう<上> (電撃文庫 た 5-1) / 感想・レビュー
青乃108号
装丁画が恥ずかしすぎて図書館カウンターのお姉さんの前でオドオドしてしまい【恥ずかしい装丁画の本を2冊も借りて帰る挙動不審のオヤジ】になってしまう。【電撃文庫】だもんそりゃ恥ずかしいよね。かなり昔の本かと思い読んでいたら【時をかける少女】や【バック・トゥ・ザ・フューチャー】などにサラッと触れられていて、意外と新しい本なんだな。文字の密度が薄いので俺にしては珍しく高速で読む。時間を行きつ戻りつし話がややこしくて面倒くさくなるが勢いを重視してどんどん読み進める。結局、どこが良いのかわからずじまいで上巻終わり。
2023/01/22
眠たい治療家
刊行が1995年で、読メがなかったら知らなかったであろう作品。女子高生の翔香は、気がつくと月曜日の記憶が抜け落ち、知らずに火曜日を生活していた。記憶の喪失を不可思議に思いながら帰宅すると、日記には自分の筆跡で同じクラスの若松に相談するよう綴られていた。本作は時間を旅するタイムトラベルSF。謎めいた始まりで、冒頭から興味を惹かれる。上巻では読み進めるうちに、謎が深まり、そしてタイムリープを繰り返しながら、協力者と共に絡まった糸を解きほぐしていく準備段階。謎のピースがどう当てはまっていくか、期待して下巻へ。
2013/01/09
た〜
(再読)変則タイムトラベルもの。なるほど、そういうやり方もあるんだな。綿密にプロットを切らないと破綻するから、手間の掛かりそうな小説。その分読む側からすると非常に面白い
2014/11/03
☆よいこ
YA。同級生の男子、若松和彦とキスしてるところから始まる。鹿島翔香(かしましょうか)は驚いて部屋を飛び出し階段から落ちてしまう。気が付くと火曜日の朝だった。月曜日の記憶がまるまる抜け落ちていることに驚き、怯える翔香は自分の日記に覚えのない書付をみた。翔香の体はそのままで、意識だけが過去や未来に飛ぶ。翔香は和彦に相談し、その規則性を見つける。ふたりは協力して空白の時間を埋めていくが…▽高校に焼却炉がある時代のお話。面白い。下巻につづく。
2021/11/26
もち
「ラベンダーの匂いを嗅ぐ奴も、車に乗る奴も、猫が扉を探す奴も、大抵のは知ってる」◆転落。気が付くと、自分は「きのう」に着いていた――。普通の高校生である翔香は、突然、入り乱れた時の流れに巻き込まれてしまう。「未来の自分」が記した「過去の日記」には、クラス1の秀才・和彦に相談するよう書かれていた。■冠されたタイトルどおり、タイムリープをテーマとしたSF作品。非常に読みやすく、誰でも時間跳躍の世界に入り込める。
2014/09/07
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