ブライトライツ・ホーリーランド (電撃文庫 ふ 3-4)
ブライトライツ・ホーリーランド (電撃文庫 ふ 3-4) / 感想・レビュー
緋莢
シリーズ3作目にして、完結作。<装甲車、自走砲、機動明王、装輪自走菩薩など、二〇〇車両に及ぶ装甲戦闘車両。その中央には、装軌式の大蓮華座に結跏趺坐する巨大仏。座高三〇メートル、本体重量二八〇〇トンを超える機甲折伏隊(ガンポーズ)の本尊、重機動如来<毘盧遮那(ビルシャナ)>という序盤の文章から、一気に掴まれました。<嗤う悪霊>、<スペルジャングラー>、<踊る死人占い師> <殺戮の狂詩人>、<馳せる疫病>、<怒れるジョーカー>、<悪意のアヴァタール>と“七重に名を秘めし”魔術師、G・G・スレイマンが(続く
2020/10/16
ツーポン
5~6回目の再読。やっぱライトノベルが『何でもアリの文芸ジャンル』だった頃の最高峰の一つだわ。今はこんなの売れないだろうなあ……っていうか当時も売れなかったはずだけどね!
2009/02/04
のみ
エンタメに特化したヘビー級ライトノベル作品。呪いが込められている域の作品。三部作の最後。ヒャッフーと何回口から出たか分かんない。 地の文での感情描写が無く、物凄く話の展開が早い。けれどもむしろそのために場面場面の感情がより深く伝わってくる。1章1章の最後が毎回天冥の標の巻末的興奮をもたらしてくれる。 三部作全部傑作。これは超傑作。最後だけはコレで終わり?と物足りなさを感じるが刹那的なこの作品の締めとして考えると味がある。ただ多分続きを書く気だったんだろうなあと・・。後全方位の宗教に積極的に喧嘩を売ってる。
2014/10/13
alafish
エヴァ○○○オンぽいという印象は抽斗にしまい、我々はアスラズラースを評価し直すべきなのだ。この三部作もどっかの新興レーベルで加筆修正して復刊されないかな〜。
2014/07/07
ジャングルジムからおりられない!
☆5 どこが「ライト」ノベルなんだと全力で突っ込みを入れたくなる程に、重くて、くどくて、最高の本。 とにかくクレイジーで、馬鹿馬鹿しいんじゃないかって思うぐらいの異形の舞台設定、狂いに狂ったキャラクター達。 「神様をいっぱい用意して、くっつけたらもっと偉い神様が生まれるんじゃない?」ってことなんだが、それは、どうなんだろうかw この作品を書ききるテンションは、いったいどうしたら生まれるのか不思議でならない。
2011/04/12
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