銀河観光旅館 宙の湯へいらっしゃ‾い!〈6〉 (電撃文庫)
銀河観光旅館 宙の湯へいらっしゃ‾い!〈6〉 (電撃文庫) / 感想・レビュー
内間悠介
2003年の電撃hp26号から12年。当時読んだ短編「メモリィ」にコレほどの時間をかけて辿り着いた…。本編は南の島の修学旅行の話。海賊船のお宝が発見される!となるも、時代公証等の丁寧さで実際に起きた事件の様に感じる。あの神様もいそうだし。「メモリィ」当時読んだ時も、凄く読後に染み渡ったけれど改めて読んでも短いながらも長編の内容を吹き飛ばすのではないかというレベルの深さ。長さはないはずなのにひどく静かで三助とルカの心の機微が繊細に描かれていて、この二人の青春が凝縮されたかの様。雨音をBGMに静かな素敵な物語
2015/08/14
いんちょ
2004-0723-173.
2015/04/04
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