半分の月がのぼる空2 waiting for the half-moon (電撃文庫 は 2-17)
半分の月がのぼる空2 waiting for the half-moon (電撃文庫 は 2-17)
- 作家
- 出版社
- アスキー・メディアワークス
- 発売日
- 2004-02-10
- ISBN
- 9784840226066
半分の月がのぼる空2 waiting for the half-moon (電撃文庫 は 2-17) / 感想・レビュー
とら
もう一巻読んだの一年半ぶりか~wでも、この作品が醸し出す雰囲気だけは覚えてます。もちろんそれも顕在でした。特にファンタジー要素もなく、筆者も言っていた様に、『普通の少女と普通の少年の普通の話』なんです。だってこの巻、エロ本見つかった!仲直りしなきゃ!...で終わりですよ?wまあそういうちっちゃいことから考えさせられることもあるのかもしれないけれど。うん、まあそこはフィクションだよね。人間関係とか過去話が面白いこと絡み合ってる。本当に読みやすいからすぐ読み終わったけれど、その分先が気になる!次巻も期待です!
2012/08/02
た〜
いきなり訪れる破局の。はたしてエロ本騒動を乗り越えることは出来るのか!? ところで夏目先生ははたしてどんなやつなのか? この巻は読み切りとして始まった前巻と今後の物語への橋渡しっぽいな(でも、これ単独でも十分に楽しめます)
2012/08/16
瑪瑙(サードニックス)
なんだか『銀河鉄道の夜』をたまらなく読みたくなった。裕一と里香の距離が少しずつ縮まってきて微笑ましい。司君もいい味だしてる。スーパーストロングマシーンの箇所は笑ってしまった。それにしても夏目には幻滅した。過去に何があったか知らないが、いくらなんでも暴力はダメでしょう。人として最低だと思う。どんなに辛い事があったとしても、どんなに心が傷ついていたとしても、人に“暴力”という形でぶつけるのは許せない。里香の母親の気持ちはよくわかる。私も息子の時は悲壮な気持ちを抱えていたから。
2012/06/09
くろり - しろくろりちよ
最高のボーイ・ミーツ・ガール<半分の月>2冊目。里香に戎崎コレクション…譲り受けた膨大なエロ本が見つかって。仲直りしたいけれどなんとなく機を逃してしまうふたり。そこに里香の主治医・夏目。夏目の狂った感情表現に踊らされて…自分を罰したいと願い幸せを祝えない彼の過去には何があったのか。里香の手術はもう少し先。『銀河鉄道の夜』を裕一に読ませた里香の気持ち。ふたりが大切に歩もうとしている時間。とても読みやすくていねいな文章が、じわじわくる。
2013/02/20
カメ吉
いよいよシリアスな雰囲気になってきた。前半はほとんど里香と裕一は絶交状態で絡みはなしで後半は色んな人間関係が交錯して面白くなってきた。コミックのように軽く読めるんで読み出すと少々物足りなさも。 でもこれからの展開が楽しみです。
2017/07/05
感想・レビューをもっと見る