世界の中心、針山さん (電撃文庫 な 9-15)
世界の中心、針山さん (電撃文庫 な 9-15) / 感想・レビュー
END
『としれじぇ』は見事!恐い話がブラックユーモアに。『拝啓、光の勇者様』は初め微妙だと思ったけど、段々引き込まれた。最後切ない。意外とバットエンドもイケるんじゃん。この2本は『世にも奇妙な物語』でやりそうな、不思議なホラー感がとっても良かった。でも、結局群像劇になっちゃうんだね。
2013/10/11
ソラ
内容(「BOOK」データベースより) 埼玉県所沢市を舞台に巻き起こる様々な出来事。斧男が巻き起こすベッドの下の都市伝説、いきなり天井を破って舞い降りた魔法少女、自らを勇者と名乗る住人たちが忽然と消えた孤島、そして、様々な人々が絡み合う悲劇の結末―。それら全ての事件には必ず一人の人物が絡んでいた。その人の名は針山真吉。憎めない顔をしていて、眼鏡以外にほとんど特徴のない普通の人。四人家族の主。そんな彼が何故に毎回事件に巻き込まれるのか?果たして針山さんとは何者なのか?そして、世界の中心には何があるのか―!?
2010/08/01
こよみ
世にも奇妙な物語とかのドラマ向けな気がする
2015/02/15
ちは
好きな成田さんの作品だったので初読。針山さんの周りの人に起こる様々な不思議な話。ジャンルがいろいろあり、とても面白かったです!さいごのまとまり感はさすが成田さん!!そして銀島さんがメチャかっこいい!
2013/04/26
星野流人
初成田良悟作品。この一冊で、小説の理想形の一つを成している気がする。すなわち、一見ほとんど関係ない登場人物たちが、最終章で交錯し、一つの物語を形作る。そしてそれに至るまでの三編ももちろんおもしろい。個人的には「としれじぇ」が好き。 作品としての完成度が非常に高く、素晴らしいの一言に尽きる。
2010/06/19
感想・レビューをもっと見る