とらドラ! (6) (電撃文庫 た 20-9)
とらドラ! (6) (電撃文庫 た 20-9) / 感想・レビュー
Yobata
文化祭も終わり生徒会長選挙が始まる。生徒会長本命である副会長の北村祐作は皆の期待を背負っているが、文化祭以後燃え尽きたように気力がなくなり、最終的には金髪で登校しグレてしまう。そんな北村に対し、現生徒会長の狩野すみれ,幼馴染の亜美は突き放したような冷たい態度をとる。大河と竜児は北村がグレた原因を探り立ち直らせようとするが…。グレ北村&狩野兄貴回来たねw亜美ちゃんの大爆笑が面白かったwどんだけ本人の前で大笑いしてんだよwしかし言ってることは全部正論で大人な発言だから文句言えないんだよねw→
2013/09/13
た〜
まるおくんがグレた(笑)竜児君を筆頭に引っ掻き回されるクラスメートたち。その中であーみん一人だけ冷めているけどその真意は?それから大河の殴りこみシーン、熱いねー
2012/10/28
スズ
アニメで見て号泣した巻です。突然北村がグレてその原因を竜児と大河が探っていく中、生徒会長選挙も始まってしまう話で、北村の思いと会長の思いには胸にくるものがありました。大河の「殴り込みじゃあぁぁぁぁぁ!!」からのシーンの、大河の罵倒と会長がひた隠しにしてきた本音のぶつかり合いには涙しました。会長は完璧人間で凄い人ではあるけれど、彼女もただの18歳の少女で自分の気持ちに正直になれない部分があり、心の中が色々な想いでグチャグチャになってしまっているのが、人間らしくて良いと思った。次巻も楽しみです。
そのぼん
ひたすら真面目だったクラス委員長&生徒会副会長の北村祐作が突然髪を金髪にして登場し・・・。今回はなんだかとても切なくなるお話でした。青春っていいなぁ。切なくて甘酸っぱい気分になる話でしたが、最後まで読んでみると前向きな気分になりました。
2013/09/28
豚山田
再読。相変わらず熱いです。若い登場人物たちは皆、本音を胸の奥に押し隠し、仲間を傷つけないことが唯一の正解であるが如く行動しています。が、当然その正答を知る者などはなく、一途な思い込みも相まって誤った選択を繰り返します。本作での大河とすみれの対峙は、まさに同じ正答を求めてのすれ違いから生じたもので、だからこそ互いに譲れず、あれだけの熱いやり取りになったんだろうなぁ、等としみじみ。あと、亜美の「罪悪感は…」には改めて鳥肌です。相手の気持ちの推測も、所詮は自己投影とはよく聞きますが…彼女の場合はどうなんでしょ?
2014/02/06
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