時代小説を書く
時代小説を書く / 感想・レビュー
及川まゆみ
図書館本。若桜木虔が座長になってプロアマとりまぜた計7人の座談会。後半は資料で「江戸幕府歴代主要職・奉行職就任者一覧」があるが、なかなか詳しい。以前に「売れる小説の書き方」という林真理子さんが座長の座談会を読んだことがあるが、こちらの方が具体的で面白かった。普通の読み物として気楽に読みのも良し。
2012/04/08
kokada_jnet
作家や作家の卵たちによる、時代小説作家としてデビューしたい人に向けてハウツゥ対談本。時代考証をどこまで厳密にすべきかの悩みについてなど、一般読者の立場から読んでも面白い。若桜木センセイは毀誉褒貶激しい人だが、この本でも過激な発言色々としているなあ。和算小説家として知られる鳴海風が、「本来は普通の時代小説を書きたかった」と言っているのは意外。唯一「中国物作家」として登場の藤水名子、発言が少ないのが寂しい。
2010/08/26
和沙
人物資料ぎっしりですが、凡例もちゃんと読まないと「時代考証ガー」に捕まってしまいそうです(笑)しかしどうしてこういう歴史考察系の本では「今時の歴史考証はなっとらん!」大会が繰り広げられるんでしょう?
2016/03/15
津島澪
期待していた内容ではなかったけれど、それなりに面白かった。資料は役に立ちそう。
2014/09/05
のんべんこやけ
資料探しの参考として読了。図書館で借りました。私はこの方を存じあげませんでしたが、若桜木さんの発言に度々ひっかかりを覚えつつも、参考にはなりました。
2013/04/24
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