DECODE20
DECODE20 / 感想・レビュー
zeroset
外面の装丁は自分の好みから外れており、中身もいかにも前世紀末なスカスカのレイアウト。正直、第一印象はかなり悪かった。ただ実際読んでみると、解像度の低い白黒写真の、時にはパラパラ漫画的、時には思いがけない連なりと、透けて見える裏面、散らされたモノローグ、これらをめくっていくことで独特のイメージを喚起させる相乗効果が生みだされている。これは、アートとしてなかなか面白いと思った。 CD-EXTRAの方はレア音源が全て。「対話型コンテンツ」には苦笑した。普通に読ませてください。
2012/01/06
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