東西落語がたり: 柳家花緑思いっきり対談 (旬報社まんぼうシリーズ)

ぐうぐう

刊行は2003年の８月、つまり、現在の落語ブーム前夜といった時代であり、だからこそ、聞き手である花緑も、対談相手の師匠連も、浮かれた様子は一切無く、誠実に落語を、そして真剣に落語界の未来を語っている点が印象的だ。柳家花緑は、いわゆるサラブレットの一人だが、師匠連の言葉に真摯に耳を傾け、それでいて落語界の改革を唱える姿は、現在のブームが必然であったことを、そしてブームで終わらないであろうことを予感させるほどに、頼もしい。

2009/12/03

くま

今の落語ブームはこの対談で話された師匠方が一生懸命がんばってきた結果なんだなーと嬉しくなった。協会の統合は行われてないけど、立川流も寄席に出入りするようになったし、6代目の円楽師匠も寄席で披露目したし、どんどん盛り上がってる。このメンツでまた今、対談してくれないかなー。

2010/12/14

clover

上方落語に興味は無かったけど、米朝さんとの対談を読んで、少なくとも米朝さんの落語は聴いてみようと思った。ご存命のうちに知ってたらなあ。

2017/01/11

飯田一史

まずこのメンツが揃うのがすごいよなあ…。売れることの重要性がすごくよくわかる。

2014/08/25

†はるゆき†

貴重な人々の、貴重なお話が満載なのです(´・ω・｀)