テクノ/ロジカル/音楽論 シュトックハウゼンから音響派まで 佐々木敦著
テクノ/ロジカル/音楽論 シュトックハウゼンから音響派まで 佐々木敦著 / 感想・レビュー
moi
めっちゃ「」で括るやん
2020/12/10
保山ひャン
電子音楽のはじまり、ラージメイカーズ、リンドブラッド、アンリ・プスールから、高橋悠治、クセナキス、メルツバウ、マーカス・ポップ、刀根康尚を経て、シュトックハウゼンに戻る。アドルノやキットラー、ノルベルト・ボルツなどの考察も加えて、音とテクノロジーの関係を探る理論的な部分が中心の本だった。途中から、勝手に将棋の電王戦との類推で読んでしまうことが多かった。あれも人間とテクノロジーが出会う場所にはちがいないし。
2015/12/10
マッキー
楽譜や楽器によって音色が制限されていた音楽に新しい可能性をもたらしたのが、テクノロジーの発展とそれに伴うノイズミュージックの誕生だった。しかしアナログ楽器よりも精緻に音色を選び出せるノイズミュージックも、結局はテクノロジーという大枠に制限されるため、Ovalなどの電子音響派はCDにあえて加工をして生じる音飛びの偶発性に新たな音楽の可能性を切り拓いた。
2011/01/23
ビーフハート
長いこと時間がかかったけど、つっかえつっかえしながらもとりあえず読了。まだちゃんとは消化しきれてないので、またいつか読み返すだろう。個人的には、あとがきから読むと全体を把握しやすいように思った。電子音(楽or響)が誕生した瞬間から生まれた数々の問題提起の考察は、なかなかに刺激的でした。
2014/10/19
kzmt
当時意味わからんながらも読んだ、クセナキスとか好きなら楽しめるかも?
2010/12/01
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