葉桜と魔笛 (立東舎 乙女の本棚)
葉桜と魔笛 (立東舎 乙女の本棚) / 感想・レビュー
ナイスネイチャ
図書館本。穏やかで丁寧かつ可憐な雰囲気を醸し出す美しい文章に挿絵がぴったり。
2019/01/25
寂しがり屋の狼さん
【乙女の本棚】シリーズ6冊目📚️太宰治の『葉桜と魔笛』🌸島根の城下まちに暮らす姉妹の物語。『紗久楽さわ』さんの挿絵で少女漫画のような作品に💓『女生徒』とはまた違った感じ…「桜が散って、このように葉桜のころになれば、私は、きっと思いだします。」🌸春になったら、また読み返してみたいなあ🌸(*^.^*)
2019/11/03
☆よいこ
乙女の本棚シリーズ。耽美系太宰治。姉妹愛▽もうすぐ死んでしまう妹の隠された手紙を見つけた姉。妹の友人の名前で届いていた手紙の中身はM・Tと書かれた男性からのものだった。妹と男が純愛ではなく男女の仲だったと知った姉はショックを受ける。しかも男は妹が不治の病だと知ると逃げていた。姉は男に成り代わって妹に手紙を書く。しかし妹はそれを見破る。その理由は▽最果タヒの巻末エッセイ「テレポートする言葉」もいい。”言葉を読むあいだ、遠いものと近いものがぐるぐると回転をしながら目の前を通り過ぎていくような感覚に溺れる”
2024/03/11
夜長月🌙@新潮部
【やさどく】太宰治による乙女による乙女のための物語。なんと清らかで切ないのでしょうか。儚い妹を思う姉の心は尊いばかりです。イラスト付きでよみがえった名作。プレゼント用にもよさそうです。
2023/05/02
@com
美しい姉妹愛。絵もプラスされていて良かった。なんて表現していいかわからないけど綺麗だった。
2017/01/31
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