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定本 オサムシに伝えて (立東舎文庫)

定本 オサムシに伝えて (立東舎文庫)

定本 オサムシに伝えて (立東舎文庫)

作家
手塚るみ子
出版社
立東舎
発売日
2017-02-20
ISBN
9784845629886
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定本 オサムシに伝えて (立東舎文庫) / 感想・レビュー

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阿部義彦

手塚治虫さんの長女るみ子さんのエッセイ二度目の文庫化です。解説忌野清志郎。ピノコのモデルにもなったるみ子さんのちっちゃいときのお転婆ぶりにはさもありなんと微苦笑です。そのるみ子さんも年頃になって結婚したい男が出来て父母に合わせますが母は反対、その間で手塚治虫は、一度は家を出るのも良いものだと同棲を認めて彼氏とも一対一で会って話をします。手塚さんが亡くなったときは、まだ結婚には踏ん切りがつかなかったけど結果その男性とは別れる事に。家族思いのエピソード満載。「父が飛んで帰ってきた夜」には泣かされました。

2017/03/04

ALBA

いやぁ、久しぶりのレビュー。半年ぶりくらいかな。書き方忘れそう(^^; 本書は漫画の神様=手塚治虫氏の長女るみ子さんの、1994年発行本の加筆・修正したエッセイ。 手塚治虫氏とるみ子さんの割合は3:7くらいなので、治虫ネタが読みたい人にはあまり向かないと思いますが、 特筆すべきなのは治虫氏が亡くなる際の状況。 とにかく泣けます。 手塚治虫はわたしにとっても特別な人だったんで、 会社帰りの電車・バスの中で必至に涙をこらえてた。 わたしの寿命を治虫氏に譲れたらどんなに良かったかと思いました…

2017/02/22

hiroshi0083

本書は、手塚治虫を父に持った娘の自叙伝である。 冒頭は、著者が生まれた昭和39年当時の、虫プロダクションと共に建てられた富士見台の自宅の描写から始まる。そこから、手塚が亡くなった後の、本書が単行本として刊行された1994年までの著者の心情などについて書かれている。 巻末の特別対談にもあるように、本書は父としての手塚治虫について書かれており、手塚の仕事については全く触れていない。だが、こういった件に関してはこれまでに数多くの本が出ている。家族しか知りえない手塚の姿を知るのも悪くない。(コメントに続く)

2019/07/05

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