エッジィな男 ムッシュかまやつ
エッジィな男 ムッシュかまやつ / 感想・レビュー
阿部義彦
誰からも愛された生涯B級ミュージシャン、ムッシュの多面的な魅力がたっぷりと詰まってます。亀渕友香語録→ムッシュは孤高の人。軽いノリで敵を絶対に作らず、誰とでもニコニコ仲良くするんだけど、実は人と群れないんです。媚びず、迎合せず、確固とした自分を持っている。そのマナーは一生変わらなかった。本当に尊敬すべきミュージシャンです。 大滝詠一語録→大滝詠一にサエキけんぞうが電話で聞いた。「はっぴいえんどの日本の先輩は誰か?」しばらく考えた大瀧は「スパイダースかな?」と答えた。ムッシュには怖い後輩もいたものだ。
2017/10/29
みやざき しんいち(死ぬまでにあと1,000冊は読みたいんだ)
(45/1000) かまやつが亡くなって半年後で出されたレクイエム本。だけど、かまやつ3代の音楽自伝になっている。かまやつはメジャーに居続けることより、自分の音楽世界を大事にすることを優先した。それが彼の魅力であり、彼の生き様となっていた。あれは亡くなる3ヶ月ほど前だろうか。地元葛飾のシンフォニーヒルズに泉谷しげるとともにコンサートが予定されていたが突然中止となりそのまま帰らぬ人となった。読み返したい一冊。
2018/06/20
犬養三千代
エッジィとは言いえて妙。 16歳からバンド活動をしていて、長く永く活躍した。三人ひろしやスパイダースはあまり知らないが飄々とした中に尖った才能をもっていたとは驚きです。著者のムッシュラブが微笑ましい。巻末で沢山の人に楽曲を提供していたのも初めて知りました。ユーチューブで探して見ようっと!
2018/04/19
MICK KICHI
日本で根付かなかった黎明期のROCK、思想からファッションまで唯一体現したのがムッシュなんですね。 迎合しないダンディズムを貫いた生き方。リスペクトされる意味が解ります。 他に思い浮かぶのは加藤和彦さんでしょうか。
2018/03/11
Roko
わたしは「スパイダースのかまやつひろし」からしか知らないのですが、それより前をご存知の方は意外と少ないんじゃないかなぁ?それにしても、ムッシュっていつも今の音楽の端っこに必ずいたんだよなぁって思います。流行の最先端に近いところにはいるけど、決して先頭じゃないところ、いい位置につけていたという気がします。最後までムッシュというイメージを崩さずにいたのが素敵だったなぁと思います。こういう人のことをカッコいい人っていうんですよね!
2018/01/31
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