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瓶詰地獄 (立東舎 乙女の本棚)

瓶詰地獄 (立東舎 乙女の本棚)

瓶詰地獄 (立東舎 乙女の本棚)

作家
夢野久作
ホノジロトヲジ
出版社
立東舎
発売日
2017-12-13
ISBN
9784845631377
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瓶詰地獄 (立東舎 乙女の本棚) / 感想・レビュー

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麦ちゃんの下僕

僕は40代♂️ですが、以前からこの「乙女の本棚」シリーズに興味津々でして(笑)…まずはこの作品から。ボート遭難事故で無人島に漂着した11歳の太郎と7歳のアヤ子の兄妹は、そのまま島で原始的ながら幸福な生活を送る。しかし月日は兄妹を“男”と“女”に成長させ、内なる“神”と“悪魔”のせめぎ合いに日夜苦しみ、楽園のような島はもはや“地獄”と化してしまった…という内容が、太郎がビール瓶に詰めて流した3通の手紙によって明らかにされます。美しくも悲劇的な世界を見事に表現したホノジロトヲジさんのイラストが秀逸すぎますね!

2023/02/11

ナイスネイチャ

図書館本。おっさんですけど借りて読んでます。大人になる苦しみを綺麗に描かれていました。

2019/01/23

寂しがり屋の狼さん

【乙女の本棚】9冊目📚️遠い島より流れ着いた瓶の中には、少年から青年へ少女から女性へと成長し、お互いを意識し始めた兄妹の苦悩が綴られた手紙が…せつなくて美しい物語。ホノジロトヲジさんの挿絵が二人の想いを美しく表してて💓何度も読み返したくなる作品(*^.^*)

2019/12/22

aquamarine

既読でしたが、最初の海洋研究所への手紙でこの3本の瓶が密閉されたまま同時に島から研究所へ送られたと思い出しはっとしました。瓶の手紙はあの時点ではどれも関係者には読まれていなかったのですね。再読でも構成の妙に感嘆します。ホノジロトヲジさんのイラストは本当に幻想的で、初読の自分が思い描いたものとはかけ離れていますがこれはこれで素敵だと思います。1ページ1ページ、とても新鮮な気持ちでめくりました。夢野久作という名前だけでハードルが高いと思われていた方がこれを入り口にするのもいいのかもしれません。

2019/08/08

@com

極楽も地獄になる 人間だから起こる 苛責

2018/03/04

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