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手塚治虫エッセイ集成 わが想い出の記 (立東舎文庫)

手塚治虫エッセイ集成 わが想い出の記 (立東舎文庫)

手塚治虫エッセイ集成 わが想い出の記 (立東舎文庫)

作家
手塚治虫
出版社
立東舎
発売日
2018-02-20
ISBN
9784845631902
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手塚治虫エッセイ集成 わが想い出の記 (立東舎文庫) / 感想・レビュー

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しんこい

漫画描くのでめちゃくちゃ忙しかったはずなのに、エッセイも書いている不思議というかすごいというか。児童漫画家としてストーリー漫画を否定するような論説があるのも驚くし、ヒョウタンツギの誕生とかも興味深い。

2019/02/14

富士さん

自伝的なエッセイを集めたもの。アニメ制作関連の文章がまとまっているのがありがたいです。手塚治虫という人物をより知るために手塚さんが書き散らした文章を集めようと思っているのですが、読めば読むほど焦点がずれていくのを感じます。掲載される媒体や時代に合わせて軸足を変えて書かれており、批判されれば反論し、賞賛されれば拒絶するといった具合にバランスをとっておられるのが分かるので、幹のような部分が見えません。ただ、整然とした人格という近代的フィクションに構成される前の、より生の手塚像が見えると言えるかもしれません。

2019/02/11

学友とのエピソードが好きです。自作の教科書とか本の話も好き。個性の話は興味深い。報道もそうだけど複数人で何かひとつのものを作るなら大体テレビマンガと同じようなことになりそう。意図的でなく無意識のうちに独自の解釈の部分が出て、結果取材を受けた人や原作の意図とは違うものになるのはわりとありそうなことだと思います。

2022/08/28

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