意味も知らずにプログレを語るなかれ (Guitar Magazine)
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意味も知らずにプログレを語るなかれ (Guitar Magazine) / 感想・レビュー
阿部義彦
五大プログレバンド&モア、(ジェスロ・タル、UK、エイジア等)について、その壮大な歌詞の世界を解剖してます。雰囲気重視のピンク・フロイド、シアトリカルなジェネシス、大袈裟なクリムゾン、一番意味不明なのはイエスそもそもランダバウトって何?いちばんまともなのはELPでしたって。プログレッシャーの方々、是非ご笑納くださいませ!混乱こそ私の墓碑銘になるだろう。そうだ明日を恐れている 私は泣き叫ぶに違いない。アーノルドレイン二度とやってはいけないよ!
2019/08/13
訪問者
意味を知らずにプログレを聴いているが、やはり70年代のプログレッシブロックというものは素晴らしいものだなと改めて思う。しかし、イエスのジョン・アンダーソンの詩は難解である。意味よりも言葉の響きを重視したからとも言われているが、果たしてどうなのだろうか。J-POPで類似したものを探すとすると、「千本桜」の歌詞がそれに近いのかもしれない。
2021/11/30
風鈴
読みながら、プログレを探しました。引っ越ししてから、音楽は段ボールに入ってるので、良い運動になりました。そう言えば、有栖川有栖さんもプログレ好きでしたね。ちなみに発掘したのは、ピンク・フロイドの狂気や、イエスの危機、ジェネシス(ピーター・ガブリエル時代)、エマーソン・レイク&パーマーのタルカス、展覧会の絵、キングクリムゾンのレッド、スラック等。紙ジャケットってなかなか良いですね。
2020/03/01
wang
曲も歌詞も難解だと言われることの多いプログレ。その歌詞を読み解き解説する。比喩を多用し、聖書・寓話ときにファンタジーやSFなどにインスパイヤされるなど真の意味を読み解くのは難しい。コンセプトアルバムで作られることも多いのでアルバム中での意味や作詞者の背景、社会情勢や他のバンドとの影響なども交えて、和訳と解説が語られ、初めて知ることも多い。5大バンド(ピンクフロイド、キングクリムゾン、イエス、EL&P、ジェネシス)他にU.K.、エイジア、ヴァンダーグラフジェネレーター、ムーディーブルース、ジェスロタル。
2021/09/27
しゅー
★★★ プログレの手際良い紹介本にもなっていて個人的にツボです。世界観が重要なプログレバンドにとって、歌詞を誰が書くかは重要なのだなと改めて思います。バンド内の人間関係にも響いてるみたいだし。また、SF やファンタジーからの影響も私の好みと重なる作品が多くて納得。ただ、題名から想像するより歌詞そのものの紹介は少なめ。著作権の関係で英詩を載せられないものも多いとか。残念。
2019/07/28
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