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ハートテレフォン(立東舎)

ハートテレフォン(立東舎)

ハートテレフォン(立東舎)

作家
わたせせいぞう
出版社
立東舎
発売日
2019-05-24
ISBN
9784845633791
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ハートテレフォン(立東舎) / 感想・レビュー

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えすてい

30年以上も前のテイストながら、わたせせいぞうの作品は古さを感じさせないないけどノスタルジックが感じられてくる。30年以上も前、まだケータイが一人一人の手に渡る時代ではなかった。だからコミュニケーション手段は電話であり、外出先では公衆電話だった。そこから生まれるドラマやラブロマンスに事欠かず数多のドラマやCMの題材になった。ケイタイのせいで詩が書けなくなったと嘆くミュージシャン。ケイタイが日常生活に必須のアイテムでありながら、ケイタイのない時代に憧れを抱く矛盾した二面性がノスタルジックを増強させる。

2019/06/05

よし

電話を介して繰り広げられる都会の男女の恋の物語。登場するのは(あえて?)公衆電話やガラ携だけれど、24篇の短篇は昔「ハートカクテル」を一生懸命に読んでいた頃の自分を思い出させてくれました。わたせさんが描く主人公たちの服のコーディネートは相変わらず参考になります。

2020/06/14

Jimmy

絵が綺麗よねー。初夏の頃の彩りのある自然の色って感じ。でも中にはセピア色だったり、小料理屋さんとか、実家とか今までのイメージとは少し違う作品もあって面白いな。ストーリーは男目線ですな。女性は鼻で笑うのかもしれない笑

2022/04/17

もりちゃん

わたせせいぞうの世界はファンタジーだけど、いくつかの真実が彩る。だからこそ次が出るのが楽しみ。

2020/08/21

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