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春の心臓 (立東舎 乙女の本棚)

春の心臓 (立東舎 乙女の本棚)

春の心臓 (立東舎 乙女の本棚)

作家
イェイツ
芥川龍之介
ホノジロトヲジ
出版社
立東舎
発売日
2022-04-15
ISBN
9784845637287
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春の心臓 (立東舎 乙女の本棚) / 感想・レビュー

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寂しがり屋の狼さん

『乙女の本棚』シリーズ26冊目📚ウィリアム・パトラー・イェイツ(芥川龍之介)、挿絵は同シリーズでは『人間椅子』『死後の恋』『瓶詰地獄なども手掛けたホノジロトヲジさん(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)』この作品は私には難しかった(笑)

2023/04/04

たまきら

えっ… William Butler Yeatsだよね、The Heart of the Springだよね?流麗な日本語にうっとりしたけど、アイルランドのかたまりのような、素朴なあの詩人の言葉をこんなふうに訳したんだ…へえ~。ケルトの神秘と謎に満ちた詩人だけど、文章は結構素朴なのよね。漢字で「愛蘭土」と書くことははじめて知りました。私のイメージだと寒さで荒れ大地で汚れたほっぺのアイルランド人の若者と隠者だったけど、この不思議な世界観イラストも面白かったです。

2023/12/14

ぐうぐう

老人と少年のある秘術にまつわる物語。魔術に仕えた老人がその魔術により不老不死を得ようとする。しかし少年は魔術に恐れを抱いている。イェイツの『春の心臓』を訳しているのが芥川龍之介ということに驚かされる。老人と少年、どちらに芥川が共鳴しているのかは、芥川のその後を知る私達には明らかのように思えるが、この小説を訳したのが若かりし頃のことだと知ると、ニュアンスが違って見えてくる。ホノジロトヲジの画は、ただ幻想的なだけではなく、若き芥川がこの物語に魅せられた理由をも写し取ろうとしているかのように、刺激的で魅惑的だ。

2023/01/17

にゃおこ

乙女の本棚と銘打ってあるだけあって、美しいが、私の目にはちょっと厳し目のフォント、コントラスト。

2022/06/25

gtn

神に近づきたかった老人と、彼を思慕する少年。だが、春の鼓動の鮮やかさを前にして、老人の遠回りの人生は何だったのかと思う。少年も、それに気づき、新たな人生を歩み始めるはず。

2023/09/25

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