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100年後も読み継がれる 児童文学の書き方 (立東舎)

100年後も読み継がれる 児童文学の書き方 (立東舎)

100年後も読み継がれる 児童文学の書き方 (立東舎)

作家
村山早紀
出版社
立東舎
発売日
2022-04-22
ISBN
9784845637294
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100年後も読み継がれる 児童文学の書き方 (立東舎) / 感想・レビュー

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けんさん

『誰でも書ける訳ではないと説く児童文学の書き方』 現実の厳しさを隠さず、筆者の経験に基づいた子供のための本の書き方を説く。巻末の短編『トロイメライ』を、筆者コメントを参考にしながら読むと、一字一句深く考え抜かれていることがよくわかる。勉強になりました!

2022/09/24

ゆか

村山さんが子供時代に「せめて明日までは生きていこう。学校に行こう」と思わせてくれた本たち。「ナルニア国物語」「ドリトル先生」「シートン動物記」「ニルスのふしぎな旅」「家なき子」「魔法のベッド」「ピーターパン」「ファーブル昆虫記」「みつばちマーヤの冒険」「さらばハィウェイ」「死の国からのバトン」「宿題ひきうけ株式会社」ランサムサーガのシリーズ、「ふたりのイーダ」「猫は生きている」「ゆみ子とつばめのおはか」「マヤの一生」既読も含め、読んでみようと思いました。

2022/07/20

anne@灯れ松明の火

ネットギャリーで知り、気になっていた。新着棚で出会えた。児童文学でスタートし、今は大人向けの作品でも人気の村山さん。タイトルは「書き方」だが、精神論的な要素が大きい。やはり作家になれる人は、読むこと、書くことが好きで好きで、物事をしっかり観察しているのだなと思う。デビュー前は180枚を書くのに1年かかったのに、今なら400枚も1ケ月で書けるそうだ。プロ、恐るべし! 参考例としての付録 「トロイメライ」は平和、環境、ファンタジーがひとつになり、創作ポイントの書き込みもあり、素晴らしい。字も美しくて、感心。

2022/06/21

たつたあお

児童文学作家・村山早紀さんによる子どもの本の書き方指南書……ですが、Howto本ではありません。どちらかというと、子どもの本を書こうとする人へのマインドの持ち方指南書。「作家」の肩書が欲しいだけならやめときなさい、実力も運も必要だし、諦めなければ絶対叶うという職業でもない。本に関わりたいなら、編集者や司書など別のアプローチもできる……、と厳しくも優しい。最後は自作に「どういう意図でこの文章を書いたのか」等の説明を加えた実例が載っていて、大変興味深く読んだ。

2022/07/25

はるき

 もっと厳しめの本でもいいのに、そこはやっぱり村山さん。優しい本でした。児童文学が子供だましなんて大噓。子供読者くらい厳しい批評眼を持つ読者って、なかなかいませんから。

2022/11/04

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