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ナチュラル・ウーマン

ナチュラル・ウーマン

ナチュラル・ウーマン

作家
松浦理英子
出版社
トレヴィル
発売日
1987-02-01
ISBN
9784845702589
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ナチュラル・ウーマン / 感想・レビュー

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莉玖

書かれているのは女性同士の恋愛。表題作と他2編で、主人公は同じです。3編共、作中に複雑な感情のもつれが溢れています。かなり密度の濃い恋愛小説。帯の一文が内容を上手く捉えています。「彼女のくれるものなら何でもほしかった 痛みであろうと快楽であろうと」

2017/08/19

dokusyotyu24

 一冊に主人公を同じくする小説三篇が収録されている中編小説集。『いちばん長い午後』『微熱休暇』『ナチュラル・ウーマン』。時系列的には、表題作である『ナチュラル・ウーマン』が一番古く、『微熱休暇』が一番新しくなる。主人公「私」の初恋とその終わり、そしてそこからの立ち直りの過程を描く三篇なのだが、普通の恋愛小説の枠には収まらない。同性同士の関係を通して、性と恋と愛のあり方を問う。読んでいて、とても「痛い」一冊だった。

2021/04/10

あむ

男と女でもこんなにこじれないんじゃない?ってくらいに屈折している。過激な描写が大変多いので苦手な方は気を付けて。 主人公は同じですが三編収録されています。 やはり私が深く印象に残っているのはタイトルにもなっているナチュラル・ウーマン。 初めはレズビアン小説として読んでいたのにいつのまにやら恋愛小説として読んでいました。 そのくらいこの小説の内容は男女の恋愛にも共通するところが多いと思います。 あとは私の経験不足でなんともいえません汗 もう少し大人になってからまた読んでみたいです。

2014/10/08

konkon

女性同士の恋愛?なかなかハードでしたが、楽しめました。

2014/04/16

名前ちゃん

ナチュラルウーマンの純度の高い性愛を守るために親指Pが社会のことも扱ったのかな

2015/01/14

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