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風雲児たち: ワイド版 (第4巻) (SPコミックス)

風雲児たち: ワイド版 (第4巻) (SPコミックス)

風雲児たち: ワイド版 (第4巻) (SPコミックス)

作家
みなもと太郎
出版社
リイド社
発売日
2002-04-30
ISBN
9784845801688
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風雲児たち: ワイド版 (第4巻) (SPコミックス) / 感想・レビュー

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4巻は宝暦治水編後半から。この話は特別編でギャグなしのシリアスな展開が続く。縁もゆかりもない土地で過酷で赤字しかない仕事を命じられた薩摩隼人たちが己のプライドとそこに住む人たちのために幕府の陰湿な虐めに耐え、ついに仕事を成し遂げる。薩摩家老平田靱負、立派な人だ。続いて武士の世界から学問・思想・文化の世界へ話は移る。蘭学と世界に目を向けた先見性のある人たち、前野良沢、杉田玄白、平賀源内、中川淳庵、司馬江漢に、高山彦九郎や林子平も登場して一気に賑やかになる。「風雲児たち」でも好きなシリーズ解体新書編が始まる!

2021/08/26

ミナ

ターヘルアナトミアの解読の話。本居宣長の古事記研究のよう。全くわからない言葉を訳すのは何と大変なことか。平賀源内の天才っぷりは本当にすごい。宝暦治水は通る道でよく目にしていたけど、今度ゆっくりその場を見て回りたいと思った。薩摩武士はかっこいい。

2020/12/13

藤の香り

一巻から順に読んできて、益々ハマっています。 昭和時代のギャグに噴き出すこともあり、感動するストーリーもあり。 木曽三川公園は数度遊びに行ってたのに、薩摩藩のことは何も知らなかった。 このシリーズ全巻を終えたとき、日本史を学ぶ大切さが身に沁みることになっているだろうな。

2014/11/06

もくたつ(目標達成)

松平正之(保科正之)の善政が良かった。水戸黄門の天皇史上主義の日本史編纂は、善悪の判断に無理があって、随分歪んだ日本史だと思った。

2017/02/11

仲本テンカ

薩摩藩士による、進むも地獄、引くも地獄の木曽三川改修工事。厳しすぎる天災と人災に悩まされながらの仕事っぷりには、驚嘆せずにはいられませんでした。はたまた、工事総奉行の平田靫負(ゆきえ)と伝馬屋の主人との、命を担保にした「ご融資」場面は鳥肌ものでした。いやしかし、二十万両の香典かあ…。

2013/03/18

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