柳生十兵衛死す 3 (SPコミックス)
柳生十兵衛死す 3 (SPコミックス) / 感想・レビュー
daiyuuki
慶安三年、山城国相楽郡。柳生十兵衛三厳が死んでいた。刻を越える夢幻能により忍者が支配するもう1つの江戸時代から柳生十兵衛を抹殺するため甲賀忍者軍団を率いた徳川家康が襲来する。惨劇を避けるため柳生十兵衛は、もう1つの江戸時代が生まれた起源を探る目的で、過去に遡る。山田風太郎最後の忍法帖を原作としているだけに、「甲賀忍法帖」より薬師寺天膳や剣鬼ラマ仏や「魔界転生」より天草四郎が違う設定で登場したり、パラレルワールドを跨いで宮本武蔵たちと死闘を繰り広げる奇想天外なストーリーが、 さらにパワーアップしていています
2015/09/19
unknown
「忍びの時代はこの十兵衛が 十兵衛が斬る!」(未完) ムチャクチャな強さを誇る十兵衛がどのような顛末で死を迎えたのかは結局このコミカライズ版ではわからずじまいだが、もしこのまま描かれていたとしても強さのインフレでますます死からかけ離れた存在になっていただろうと思うので、未完でよかったのかもしれない。原作を読んで無理矢理補完しよう!(本末転倒)
2012/07/12
ポム
当然のようにKEND。1巻最初の死んでいた十兵衛はどうした!とか原作のアイツはどうした!とか二人の十兵衛が忍者をなぎ倒すんじゃないの!?とかツッコミ所も伏線も吹き飛ばして「忍びの時代はこの十兵衛が 十兵衛が斬る!」で終わらせても笑ってあー面白かったと言えるのは間違いなく石川作品だけ。山田風太郎に勝るとも劣らない奇想と溢れるパワーを堪能できる快作。
2014/10/29
▲〆
柳生十兵衛死す(死ぬとは言ってない)
水面頼光
原作と掛け離れた上に途中でぶった切れて終わるという残念さ。どうしたかったのか…
2012/01/30
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