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風雲児たち (幕末編 19) (SPコミックス)

風雲児たち (幕末編 19) (SPコミックス)

風雲児たち (幕末編 19) (SPコミックス)

作家
みなもと太郎
出版社
リイド社
発売日
2011-07-27
ISBN
9784845838851
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風雲児たち (幕末編 19) (SPコミックス) / 感想・レビュー

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ロッキーのパパ

これまで物語の軸として活動してきた吉田松陰が逝った割には、淡々とした流れの巻だったような気がする。言われてみれば、安政の大獄の刑死者って身分が低い者ばかりだったんだ。しかし、まさか吉田松陰を死罪にしたことがあれほどの影響をもたらすとは想像できなかったんだろうな。

2011/07/29

fonfon

吉田松陰ついに逝く!しかし松蔭は確信犯だから、幕府にいつか処刑されてもやむを得ない、という覚悟をもって、あれほど大量に(辞世さえも!)書いて書いて、書き残して、にっこり微笑み、首を切られた。歴史に名を残す革命家としての自覚があったろう。しかし、橋本左内には、自分の才覚ゆえに時代に翻弄され命を縮めた、もっと生きていたかった、という心残りがあった。斬首直前1分間の涙は美しい。風雲児たちを読む醍醐味は、左内の涙、に象徴される。なんて名作マンガなんだ!読むべし!

2011/07/31

森下司

吉田松陰先生が好きすぎてマジ泣きしてしまった。いや、本当は橋本佐内の涙の美しさにやられた。蟄居とは、そういうことだったのか!など、教えられることも本当に多く、このコミックスが大河ドラマになって欲しいと願います(せめてワイド版の方でも)桂小五郎と蔵六が出会う場面で小さく「『歴史にifはない』などという出典不明な俗論に惑わされるべきではない歴史は一瞬一瞬がifに満ちている」という国文学者・野口武彦氏の説に私も同意しますね。と書かれています。歴史は一瞬一瞬がifに満ちている、それを表現しきったコミックです。

2011/08/01

CCC

幕末編レギュラーだった吉田松陰、ここで散る。最後まで思ったら行動、言動一致を貫いた。立派といえば立派かもしれないが、事を成すための成功率を上げるとか、物事をうまく運ぶとか、そういう考えが二の次三の次すぎるので、こうなるのも仕方がなかった気もする。この巻も前巻に引き続き安政の大獄パート。拷問死や獄死、自害が大獄の被害者にカウントされてなかったりする話は、他の本、他の話を読むときの参考にもなりそうなので頭に入れておきたいと思いました。

2021/09/07

もくたつ(目標達成)

シーボルト事件が惨すぎる。子供のような日本人達。オウムにおたけさんと呼ばせることは知らなかった。最上徳内の優秀さと人望が素晴らしい。

2017/09/30

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