風雲児たちガイドブック 解体新書 (SPコミックス)
風雲児たちガイドブック 解体新書 (SPコミックス) / 感想・レビュー
KAZOO
ガイドブックということで、最初からの主要な登場人物について絵と文章で解説しています。徳川家康から大村益次郎までの人物事典ということです。非常に特徴を目立つように書いていて見ているだけでもおかしくなります。田沼意次とか吉田松陰とか本当にデフォルメされています。女性は結構可愛く書いているのですが。
2015/02/03
岡部敬史/おかべたかし
幕末を描くために関ヶ原から始めたという歴史マンガの大傑作『風雲児たち』は、もっともっと評価され、広く読まれなくっちゃ!という気持ちだけで作った一冊。紆余曲折あって刊行まで5年ほどかかったのだけれど、出版の暁にはみなもと先生も喜んでくださり嬉しかったな。『風雲児たち』は大長編で今も連載中ですが、そのエッセンスを知りたい方、是非お手にとってくださいませ。絶対に読んでそんのないマンガですので。
2015/12/04
えりっち
「風雲児たち」をまず知らない。 けど、各々の人物の説明が解りやすく書いてあったので歴史の勉強になりました。
2016/12/06
チョビ
お正月のドラマに向けて予習!この漫画は時代の幅がありすぎで(なにせ、三谷さんは「組!」も「真田丸」もこの漫画を参考資料にしている)、そのうちの江戸時代の人物紹介が主。おかべさんの解説が色褪せてしまうほど魅力的な人物の絵柄(カラーが美しい!)に目がいく。またプロットががあるものの参考資料を読んでいるうちに主人公の人柄が変わってしまうという、みなもと氏の歴史観は当たり前なんだけど、歴史は常に変わるということを再認識させるし、おかべさんが一番言いたいことのように思えたし、この漫画を愛している最大の理由に思えた。
2017/10/07
マッピー
とにかく私がこの「風雲児たち」を読んで衝撃を受けたのが、明治維新の始まりは関ケ原からという解釈。薩長が主体となって幕府を倒すわけですが、この二藩は言わずと知れた関ヶ原の負け組。関ヶ原の後処理が、長州薩摩の300年の恨みとなっていたわけです。保科正之、田沼意次、大黒屋光太夫、最上徳内、渡辺崋山、江川英竜、そして勝海舟。どの人もこの人も、実に実に見事に自分の人生を全うしている。ああ、やっぱりこのマンガ好きだ~。「幕末編」大人買いしたくてしょうがない。ガマンだガマンだガマンだ…。
2017/07/09
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