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SADGiRL (torch comics)

SADGiRL (torch comics)

SADGiRL (torch comics)

作家
高浜寛
出版社
リイド社
発売日
2016-01-29
ISBN
9784845844227
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SADGiRL (torch comics) / 感想・レビュー

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きのと

割と最低レベルの出来栄え。長々と鬱な話読まされた挙げ句夢オチとか普通にないわ。左開きなのに途中から右開きとか意味もなくこういう事するの相当の三流感。全体を通して読んだ人が何を楽しむのかというのがまるで想定できてない印象。この人個性はあるんだけど基本ズレてるというか、たまたま設定が嵌ったときだけ当たるってタイプの人だな傾向としては現代モノはダメだな

2020/11/07

誰パンダ

生きていこう。まるで一度も挫折したことがないかのように。

2018/01/03

うなじ

始終、傍観とも諦観とも言い難いある種の核心みたいなものをただ描いているような印象を受けた。生きることの難しさやその意味、死によって無化されてしまうようなこの現在という連続。胡蝶の夢の中であっても、「わたし」であることは変わらないと暗に言っている部分がたまらなかった。「生きている」という事実は、その姿や期間とは無関係で、暴力的で、本当に現実であり、現実以外の何でもない。意味内容は夢か或いは幻で、言葉が紡ぐ、その行為の証明をする他には何でもないのかもしれない。確かにきちんとさみしいんだけど。

2016/02/03

A.Sakurai

『ニュクスの角灯』を読んだので,こちらも.未読だと思っていたら既読だった.読メの記録だと1年ちょっと前.あまり印象に残らなったようだ.著者自身が典型的な破滅型らしく,本書はそれ系の作品ばかり.そう思うと『ニュクスの角灯』も戦争や経済重視社会に対比して明るく楽しい象徴として「ベル・エポック」を描きながら,どこかしら不穏な空気感が漂っていた気はする.

2020/05/20

A.Sakurai

タイムラインに流れてきたオススメで知った作家さん.本作は様々な傾向の作品が集められているようだが,一貫して突飛な題材を引っ掛けにして人生観を描いている.表題作の睡眠薬自殺未遂で担ぎ込まれる冒頭エピソードが経験談だとあとがきにあり,それは確かに人生を考えたくなる.しかし絵にもストーリーにもそれほど惹かれるところがない.★左綴じの本なのだが途中で右綴じに変わる.途中で綴じが変わるのは確か松苗あけみにあったはずと蔵書掘りをしてしまった.『純情クレイジーフルーツ前編』だった.

2019/03/01

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