風雲児たち幕末編 25 (SPコミックス)
風雲児たち幕末編 25 (SPコミックス) / 感想・レビュー
KAZOO
今回は久坂玄瑞と小栗忠順などが主人公で活躍しています。また私のあまり知らない東禅寺襲撃や対馬事件などが描かれていてかなり細かなところまで著者は勉強されているなあと感じました。いつまで続くのか先が見えません。
2015/02/03
そのじつ
ポサドニック号事件の顛末は本当におもしろかった。正攻法で動いて罷免される小栗忠順、同時進行で描かれる英国大使たち、そして最後に勝海舟が登場して・・・各国間の空気まで読み切った勝の勝ち。久坂玄瑞が入門するまでの吉田松陰とのやりとりが興味深い。玄瑞の生い立ちを語るコマでこれまでの動きをちょっとおさらいしていくのもいい。反復すると覚えも良くなるのです(^^;)東禅寺襲撃事件のくだりは興奮します。複数の手記やレポートを組み合わせて生々しくその夜の出来事を描き出しています。
2015/07/18
てん
1月に発売されてたのを知らず、遅まきながら購入。ポサドニック号事件顛末の後半に絡んで多くの人が登場。久坂玄瑞が頭角をあらわすまでの吉田松蔭とのやりとりをみると、久坂も出色の人物だが松蔭の育成能力はさらに上。また水戸浪士の暴走もすさまじい。この頃の日本人は合理的なのか形式主義なのかよくわからないなあ。しかしポサドニック号事件の解決にあたって勝海舟がいなかったらどうなっていたのだろう。ギャグ満載だけど教科書に出てこないようなエピソードばかりで面白い。
2015/06/07
もくもく
学校の歴史の授業では、ほとんど触れない「ポサドニック号事件」を、細かく追っています。昨今の領土問題とあわせて、大いに読み応えアリですが…こんなスピードで幕末の多数の事件を描写していて、このマンガはホントに完結できるのか? 土方が五稜郭に散るまで、後8年…。 それにしても「風雲児たち」の大河アニメ化とかないのかな? 下手な大河ドラマより数段面白いと思うぞ~。N○Kの英断を待つのみです。(^o^)
2015/05/15
ロッキーのパパ
前巻あたりから小栗忠順が活躍し始めた。小栗については旧幕府体制側の悪役としてのイメージは強いけど、生涯や業績について詳しく知らない。維新戦争中にいきなり斬首された理由を知りたいんで、是非風雲児たちで描いて欲しい。でも、みなもと先生がそこまで元気でいてくれるか心配だ。
2015/02/02
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