剣客商売 28 (SPコミックス)
剣客商売 28 (SPコミックス) / 感想・レビュー
KAZOO
久しぶりにコミックの剣客商売の新刊が出たので読んでみました。新潮文庫のほうは再読が番外編を除いて終わったところなのでちょうどいいタイミングでした。これから文庫で読もうと思っていた番外編の「ないしょ、ないしょ」でした。ある意味薄幸な女性の成長小説とも言えるもので、昔文庫で読んだときよりもはるかに感動しました。再度コミックも読んでみようと気にさせてくれました。
2017/09/25
ぶんぶん
「剣客商売」の28巻目、番外編の長編掲載。 越後は新発田から江戸に出て来た「お福」の人生が描かれる。 いろいろな主人に仕え、いろいろな人生訓を学ぶお福。 当初、理不尽と思えた事柄も学ぶうち理解するようになる。 良い事の無かったお福の人生、でも、安らかな日々を送れるようになったことは良かったと思う。 手裏剣の修行で三浦の師匠を想うお福の一途さが胸を打つ。 いろいろな人との交わりがお福を変えたのだと思う小兵衛もその一人、お福は幸せな人生を終えられたと思います。 今回は大二郎は登場しない、そんな回も良いのでは。
2017/08/06
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