言葉の獣 2 (トーチコミックス)
言葉の獣 2 (トーチコミックス) / 感想・レビュー
にぃと
中傷の獣と向きあう東雲とやっけん。単に「対決する」ではなく理解しようとする、歩み寄っていく過程が丁寧で、だからこそ、この終わり方は寂しい。こういうことが当たり前に起こるのがSNSだと思うと、ここでの感想の書き方ひとつにも気をつけなきゃ、と改めて痛感する。後半は記録と記憶がテーマ。東雲とやっけんの考え方の違いとその上でお互いを尊重する姿勢は見習いたい。今回登場した2体の獣の言葉とその関係か次巻でどうなるのかも気になる。
2023/05/19
祐樹一依
【○】言語を現視化すると、きっとこうなる。あるいは、「私にとって、この言葉はこういうイメージ(意義)」。膨大なことになるのでは…。
2024/03/21
こまいぬ
中傷の獣の話は、けっこう辛いものだった。やっけんが向き合い、おしゃべりしたことで、本来を取り戻すように、柔らかくなったけれど。関わるというか、意識してスルーしないと、見聞きすること自体がしんどいということってありますね。
2023/02/26
タマヤ
自分のことを中傷していたものが大勢に囲まれ、寄ってたかって中傷される姿に溜飲を下げるどころか、虎のやっけんと一緒に叫びたくなるほど痛ましい。言葉が刃になり得ることを痛感する。
2023/04/25
Tucker
いろいろな気持ちを「ヤバイ」「エモい」とかだけにまとめる人が多い昨今、自分の気持ちや考えを適切な言葉で表現する事を改めて考えてみたくなります。
2023/02/25
感想・レビューをもっと見る