スティーブン・スピルバーグ論
スティーブン・スピルバーグ論 / 感想・レビュー
まめタンク
2020年139冊目。スピルバーグ監督が好きな方は是非。あぁーあの作品のあそこそうなんだよ!つまり、あれはああ言う事だったのか!という快感が得られます。少なくもスピルバーグ入門ではないのでご注意を、、。
2020/03/24
ホッタタカシ
『E.T.』の父子像を中心に子ども描写を読み解く大久保清朗、“歴史再現映画”における手つきを解説する越智道雄、『オールウェイズ』と『フック』を中心に、『シンドラーのリスト』での転換前夜を分析する南波克行など、再見に向けての手がかりがたくさん。スピルバーグ世代の私だが、個人的には『オールウェイズ』から『プライベート・ライアン』までの10年は距離を感じるようになり、なんとなく卒業した気になっていた(『A.I.』で再入学するが)。斎藤英治の論考を読むと、その時期は「学習」テーマが後退していると気づかされたり。
2013/03/17
GO-FEET
「序文にかえて」の編者のテンションの高さに一抹の不安を覚えながら読み始めるものの、「教育」や「コミュニケーション」が切り口の考察はなかなかのもの。なんといってもキートンとチャップリン、スチュアートとグラントを引き合いに出しての「二人のトム」は秀逸!あと、2012年の個人的ベスト『戦火の馬』はもっと世間で評価されるべきだと思う。
2013/06/06
suzukimaru
最強のスピルバーグ論集でました。好きな作品も嫌いなのもまとめて見直したくなるような煽りっぷりです。『オールウェイズ』を『ベルリン・天使の詩』と比較されちゃうとねぇ。そうだっけか?と思いつつも見たくなる。南波克行さんの編集が素晴らしい。個々では大久保清朗氏のET論と越智道雄氏のハードコアなシンドラー論が熱かったです。
2013/05/12
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