トム・クルーズ キャリア、人生、学ぶ力
トム・クルーズ キャリア、人生、学ぶ力 / 感想・レビュー
A.T
スタンリー・キューブリック「アイズワイドシャット」で、主演を勤めていたのが、トム・クルーズ。あのアクション俳優が?との意外性を見事に裏切って見応えのある演技をしていた。そのトムの映画人生活30年余りをザックリ、トレースしてくれた本書。これだとWikipediaで経歴確認するのと変わらないのでは?というレベルの浅い紹介だった。。。巻末近くの斎藤環さんの特別エッセイ「トム・クルーズの自己神話化」だけはファンでなくとも興味を持てる目線のある記事でした。
2015/10/12
tegi
(決して他人事とは思えない)トムへの愛にかられる編者の傾倒ぶりを、長谷川町蔵らのコラムがうまく中和していい塩梅の一冊。これだけ長いキャリアを誇る人なので、こういうライトに概観する一冊があってしかるべきだし、みんな改めてこれを読んでトム仕事を楽しめばいいと思います。斎藤環のサイエントロジー関連分析には唸ったし編者以上のトム愛を感じて笑った。虚淵玄についての駄話は意外と当たってしまうかもしれない。
2015/08/06
たおる
トムクルーズが好きで、書店で見つけて衝動買い。 好きとは言いつつも、トム・クルーズの作品はそこまで多くは見てなかったので、発見ばかり、観たい映画が増えました。また、トム・クルーズの幼少期から現在まで、トム・クルーズがぶち当たった壁なども知ることができました。そんな壁さえも乗り越えるべきミッションとして、常に自分を高め、さらには自分だけでなく周りも際立たせる。トム・クルーズの魅力が詰まったよりトムを好きになる本でした。トム・クルーズの物事にかける思い、参考にしたいです。
2018/06/28
ソノダケン
共演者のセリフまで全部覚えるトム・クルーズの全体把握力、つまりスターでありながら徹底してプロデューサー的でもある仕事ぶりは、ディスレクシアや低身長などの困難を克服する努力のなかで培われた様だ。ではその努力の源泉はと言うと、闘争心を内に秘めるアイリッシュ気質にあるらしい。ちょっと手ぬるいところもあるが、いい本だ。
2017/06/20
さとう
トムへのラブレターと言うべき内容。キャリアの概観にはなったが、映画評論としてはあまりに素朴、芸能人の生き方を通じた自己啓発としても不完全燃焼。まあ評論を期待する方が間違いなのだろう。コラムは冷静でよい。
2015/09/27
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