ヤンキー人類学-突破者たちの「アート」と表現
ヤンキー人類学-突破者たちの「アート」と表現 / 感想・レビュー
きいち
アウトサイダー・アート専門!に2011年にできたという福山・鞆の津ミュージアムでの展覧会の記録。開館3年にしてこのチャレンジぶり、すばらしい。デコトラデコチャリに小倉の成人式、そして相田みつを・・人に見せ人を楽しませるため、そして誰より自分を納得させるための無償にして超絶な手間。現場、すごかったろうなあ。◇本ならではなのが、それを「反アート=自己表現」と看破した増田豊やマイルドヤンキーなど既存の理解と接続して整理した石岡良治らの論考、これがおもしろい。◇はっと気づかされる「自分の内なるヤンキー」。楽しい。
2015/09/22
向う岸
アール・ブリュット(Art Brut)とは、フランスの芸術家ジャン・デビュッフェにより提唱させた概念であり、一般に「伝統や流行などに左右されず、自身の内側から湧き上がる衝動のまま表現した芸術」のことを指す。改造バイク、デコトラ、特攻服、そして相田みつを。アウトサイダー・アートとしてのヤンキー文化評。権威や正統性へのプロテスト精神という点では前に読んだ『反知性主義』に通ずる所がある。ディズニーキャラを描いているけど、訴えられないのかしら。
2015/12/24
ヤスコ
ようわからん評論はいらん。もっと製作者の話を聞きたいんじゃ。
2015/03/18
takao
ふむ
2022/07/05
arisawa
作品も豪華で過剰ですごく面白いけど、自力では知り合えなさそうな人達のインタビューが貴重で、読めてよかった。やりたいことがはっきりしてる、迷いのない人の言葉って、明るくていい。何かを作れるって楽しいって思った。
2015/05/17
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