キュレーションの現在—アートが「世界」を問い直す (Next Creator Book)
キュレーションの現在—アートが「世界」を問い直す (Next Creator Book) / 感想・レビュー
まこ
キュレーターの仕事って何だろう。関係者のミニ論文的な考察から考えていく。展示会全体の橋渡し的な存在かな。実際に起きたことを交えて述べてくれるとわかりやすい。
2019/08/19
しまりんご
さまざまな立場の美術関係者がキュレーションという今やぼんやりとした言葉について考え、語る。
2017/06/23
sayar
若き日の私にアートの奥深さを教えてくれたキリンプラザ大阪、毎回ワクワクした展覧会の企画に椹木野依さんが携わってたことを本書で初めて知った。そうだったのか!10年ほど前の出版ではあるが、今なお活躍されている名だたるキュレーターが登場して展覧会を作ることについて熱く語っている。ちょうどキュレーションという言葉が拡散した時期だったんだ。美術館だけがその場ではない。日本でもキュレーションの可能性がまだまだあるのだな、と感じた。考え方が新鮮だったのは、芹沢高志さん。他著書も読んでみたい。
2024/05/19
doji
ことばの濫用とともに誤用されていたキュレーションということばを一旦リセットしようといういいタイミングで出されたんだなと感じる。ネットにおけるキュレーションということばのなんとも平均化された凡庸を生み出す仕組みにうんざりさせられてるひとなら、きっと頷きながら読めるはず。さらっと読んで、自分の興味にまた戻れるいい軽さだった。
2016/07/13
under
同じキュレーターと呼ばれても、立場によって問題意識が違うようで、そういうのが垣間見えたような気がした。
2015/10/22
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