感情類語辞典
感情類語辞典 / 感想・レビュー
みや
人間の喜怒哀楽を項目化して感情に由来する行動や心理パターンを集めた辞典。小説を書く参考に購入した。言葉を産む源泉として凄く良い。様々なテーマの非言語的な感情情報を行動・生理的反応・思考を軸に纏めている。私は設定や構成を拘る割に内面描写が薄いと自覚しているので、これらの定型表現に一捻りを追加して、自分だけの言い回しを作っていきたい。『感情の書き方』や『書き手のためのヒント』も良かった。「読者はキャラクターの気持ちを教えられるのではなく、その感情を自分で体験したい」。書き手になると読者の心を忘れてしまいがち。
2020/04/17
神太郎
気になっていたので古書で購入したが、なるほど作家志望の人とか人と頻繁に会う人なら少し勉強になるかもしれない。外的シグナル、内的な感覚、精神的な反応などに分けて一つ一つの感情を分析するのは面白いと思うけど、やはり英語圏の人が書いてるから日本人の感覚ということはまた違うのでここは日本人の感覚に落とし込んでうまく使っていく必要があると思うな〜と思う。ザーッと読みだったけど、何かの折にちょくちょく使えるかも?
2024/06/07
アイアイ
感情リストに定型文が分けられていて見やすい。なんでもかんでもメロドラマにしない、感情のアーチを作り上げるには心理描写をどんどん強く複雑にしていくなどアイディアの欠片である言葉がたくさん載っている。 著者がカナダ人なので、日本人がしないジェスチャーに異文化の楽しさがあります。 私は漫画を描く前に小説文でストーリーを作る創作をしているので、役経ちました。購入しようっと。▽図書館
2016/06/09
aloha0307
こんな種類の辞書があるんだね 面白いね。喜怒哀楽を数十に類型、感情に由来する行動や内心の感覚・反応を集めています。項目数多いのはnegativeな感情のほう(これ仕方ないのかな)。この感情にかなり共通する外への表出は、眼を細めて、すぼめて相手を見る...う~ん 我社社員に多いこの表情。明るくpositiveにいきましょうよ。
2016/09/03
フローライト
すごくタメになるし面白い。同時に図星を突かれて頭がいたい。何でもかんでもメロドラマにしない、って本当にその通り。私の文章ってダメな例の典型な気がする〜〜。お話を書くときは、傍に置くようにします。活用できるかしら。
2016/06/13
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