釜ヶ崎で表現の場をつくる喫茶店、ココルーム
釜ヶ崎で表現の場をつくる喫茶店、ココルーム / 感想・レビュー
かえるくん
「表現を担保するとは、お互いの存在を認めて、大切にしている場をつくれているかを問われているということなのだ。表現することが大事なのではなく、表現できる場をつくれているか、その場の一人として、他者として生きているか、と」。
2016/12/30
かす実
一週間ここに滞在した、その準備で読んでった本。釜ヶ崎という街はいま激動の瞬間を迎えているけれど、今もなお、ここには毎日をひっそりと、でもにぎやかに、のんびり暮らしている人たちがいる。釜ヶ崎は、社会から追われた人々が日本中で最後に行き着く場所。滞在中に出会った人々も皆、思い思いの過去を背負っているようだった。この施設は、そんな彼らひとりひとりの個性を尊重し、関係を育む場として機能している。同時に訪問者である私達にとっても、あまりにも居心地の良い場所だった。表現することや言葉を交わし合うことの大切さを思い出す
2019/11/14
るる
ココルーム。すごい良かった。表現する語彙が足りない…。 見て見ぬふりされているものを受け入れている場所。ものすごいエネルギーが生まれる瞬間が、何度もあるんだろうなと想像する。
2017/02/13
Hiromiki Kawasaki
同じ地域で活動されている方が書かれた本です。 自分の気持ちを言葉にして表現することの難しさ、その大切さを感じ、素通りしてたことを素通りしてはならないと思えた本です。 視野が広がったように思います。
Monty
この夏、大阪旅行に行った際に近くまで足を運んだけど、結局行けず仕舞い。ここに暮らす方々のことは想像することしかできないけれど、人とは何かという事と向きあっている方々なのかもしれないなぁと思った次第。会社が会社ごっこをしているような気分。
2023/11/16
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